2019年SBK 終戦のXデイを見ていこう
SBKポルトガルラウンド。
レース2で勝利を上げ、レイのハットトリックは阻止したバウティスタ。
だが、レース1が4位、スーパーポールレースが2位と、ポイント差は81ポイントから91ポイントへと広がった。
と言う訳で、早くも残り少なく成って来た2019年SBK。
終戦のXデイを見ていこう。
1レース毎の最大獲得ポイント
レース1 | スーパーポールレース | レース2 |
25ポイント | 12ポイント | 25ポイント |
レース1と2が25ポイント。
10周のショートレースで行うスーパーポールレースは最大12ポイント。
全部勝ったら合計で62ポイント獲得出来る。
これが今年のレギュレーション。
チャンピオン獲得の為のポイント差
フランス | アルゼンチン | カタール | |||||||
レース | R1 | SPR | R2 | R1 | SPR | R2 | R1 | SPR | R2 |
チャンピオン確定の為のポイント差 | 162 | 150 | 125 | 100 | 88 | 63 | 38 | 26 | 1 |
獲得出来る最大ポイント差 | 116 | 128 | 153 | 178 | 190 | 215 | 240 | 252 | 277 |
残り3ラウンド=6レース以内でチャンピオンが確定する条件と、獲得出来る最大のポイント数。
ポルトガルラウンドが終わった現在のポイント差は91ポイント。
レイが優勝してバウティスタがノーポイントだった場合、チャンピオン確定の為のポイント差を上回るのはフランスラウンドレース2以降と成る。
レース2終了時点で125ポイント差が着いていればジョナサン・レイのタイトルが確定。
レース1とレース2でジョナサンレイが勝利し、バウティスタが共にノーポイントで終われば、計算上レース2はバウティスタがジョナサン・レイを4ポイント以上上回らないとレイのタイトルが決まる計算。
バウティスタが3位なら、レイは4位でもレース2でタイトルが確定するって訳だ。
したがって、タイトルが決まるのは最短で次の開催、フランスラウンドレース2。
このレース1とスーパーポールレースで大きく詰めて希望を次に繋げておかないと、バウティスタは非常に苦しい。
フランスではレイに大差を着けて勝たなければ非常に苦しい。
ちなみに昨年のレイのリザルトは、予選が2位でレース1&レース2共に優勝と、手が着けられない状態。
ダメだこりゃ、って声が聞こえて来そうな残念なお知らせだ。
来期は何に乗ってるか以前に、何処のレースを走ってるか、ってのもまだハッキリしてないバウティスタ。
SBKに残るにせよGPに戻るにせよ、このまますんなり終わらないように最後にもう一足掻き....
が、有るのか無いのかは、今月末、運命のフランスラウンドをお楽しみにって事で。