大人の事情が渦巻くドゥカティのチーム体制

2020年/2021年のドゥカティのチーム体制

  2020 2021 BIKE
DUCATI TEAM Andrea Dovizioso Jack Miller (~2021) GP20
  Danilo Petrucci   GP20
Pramac Racing Jack Miller   GP20
  Francesco Bagnaia   GP20
Esponsorama Racing Tito Rabat Tito Rabat (~2021) GP19
  Johann Zarco   GP19

現在確定してるのは、プラマックからファクトリーに昇格するジャック・ミラー、そしてアヴィンティア(Esponsorama Racing)継続と成るティト・ラバト。
この2名だけ。
契約はそれぞれ2021年まで。
ただしジャック・ミラーは延長のオプションは有り。

ドゥカティからの離脱は2名。
ファクトリーのドヴィチオーゾとペトルッチ。
ペトルッチはテック3KTMへ、ドヴィチオーゾはまだ未定。
下手したら浪人。

Moto2からの昇格組としてドゥカティに加入予定とされるのは、ホルヘ・マルティン、エネア・バスティアニーニの2名。
場合によってルカ・マリーニに変わる可能性もゼロでは無い。

契約形態は、ラバトを除いてドゥカティとの直接契約。
つまり、ドゥカティが契約したライダーをそれぞれのチームのマシンで走らせるって事。
昨今多くのサテライトでお馴染みの形態。
サテライトチームは金銭面でのメリットは大きいが、一方でチームの意見が反映されにくいってデメリットも。

「イアンノーネは欲しいけどザルコなんか要らん」

と、公言してたプラマックも、昨今はドゥカティの意向には中々首を横に触れない状況なので、ザルコのプラマック加入も無い訳では無い。
ドゥカティが、ちょっと入れたってくれやと言われたら、それを断るのはちょっと難しい。

と言うのも、来期はアプリリアとKTM以外は今期と基本的に同じマシンで戦う事が決まっている。
KTMはコンセッション(優遇措置)が解除されたが、マシン開発については許可されてるので、来期は2021年モデルが投入されるが、他のチームは今期と基本的に同じ構成。
クラッチローがブツブツ言ってるホンダも、しっちゃかめっちゃかなヤマハも、大きなところには手を入れれない来期は我慢の1年と成る。
まぁ来年はクラッチローは居ないので、ホンダでブツブツ言う人は居ないと思うけれど。
マルケス兄弟も我らが中上君もブツブツ言うタイプじゃ無いし、ポルもブツブツは言わない。
何言うかはともかくとして。

ホンダの事情はともかく、ザルコをEsponsorama Racingに継続させると言う事は、来期も中古バイクで戦えって事を意味する。
今のところはそんな決まり。
今期GP20を使うチームは来期もGP20、今期GP19を使うチームは来期もGP19を使う決まり。

1台が2020年モデルでもう一台が2019年モデルを使ってるLCRホンダはどうなるのかなぁって感じだけど、ドゥカティについては今期と同じパッケージで来期も続ける事が今のところはそう決まってる。
だから、仮にこの先にザルコが優勝する事が有って、ランキングをガンガン上げていった所で、来期はまた中古バイクで頑張れよって事に成る訳だ。
何の実績も無い小僧どもが最新モデルなのに。

「はい解りました、2年前の中古バイクでがんばります!」

なんてライダーは居ないので、中々簡単には行かない話な訳だ。
今のところはね。

すんなりと話が進めば、バニャイアがファクトリー入り、ザルコはアヴィンティア継続でプラマックにはルーキー2名が入る形に成るんだろうけど、まだ何とも言えない状況。
そして、契約は残ってるものの、ほぼ毎レース最下位近辺を走ってるラバトの去就もヒソヒソされてるので、この辺りもまだ一波乱有るかも知れない。
ラバトはクビを落とすには惜しい人材なので、関係者一同様はもうちょい頑張って欲しいと願ってるんだろうけどね。

ちなみにラバトは、元Moto2王者の他に実はこんな一面を持った人だったりする。

https://www.gettyimages.co.jp/detail/ニュース写真/tito-rabat-and-esteve-rabat-attend-rabat-boutique-inauguration-ニュース写真/493810154?adppopup=true

怒られそうなので写真をパクったりはしないけれど、自分の名前の書いたボードの前で写真を撮るってのはそんじょそこらの民間人には出来ない経験だろうと思う。
ソフマップの社長でも中々に難しい。

ちなみに真ん中はお父さんのエステベ・ラバト。
右端はお兄さんのジョルディ。
で、左端は勿論ティト。
その昔、ティト・ラバトはエステベと名乗ってたのだけど、アレってお父さんと同じ名前だったんだね。

で、この人達は何者か?ってのは、こんな会社やってる人。
https://www.rabat.net/

ラバト・ジュエリーと言う名の、スペインの宝石商。
スペインに何店舗か展開する、各種宝石と高級時計の販売店。
スペインではそこそこ知名度は高いらしい。
行った事無いから知らないけど。

宝石商の息子だからどうのこうのって話では無いけれども、慢性的な財政難に喘ぐアヴィンティア的には魅力的な人材で有るのは確かだろうと思う。

ザルコのバイクのアッパーカウルにちょろっと貼られてるRABATのロゴ。
ラバトのお陰でザルコはメシが食える、と言ったら言い過ぎなのかどうなのか。
サイドにドカンと貼られてる高級時計ブランドのHublot(ウブロ)はどうなんだろうね。
関係有るのか無いのか。

予定では、ミサノ2連戦の1レース目と成る今週のサンマリノGPの前にドゥカティの体勢は発表されると言われてたけれど、もしかしたら来週のミサノセカンドラウンドとなるリビエラGPにずれ込むかも、なんて言われてる。

色々と大人の事情が絡む2021年のドゥカティ。
ザルコがサンマリノで優勝でもしたらややこしいので、アヴィンティアに残留させるならさっさと決定した方がイイんじゃないかな、とか思うんだけど。
はてさて。

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