2019 MotoGPルーキータイトル争い~Rd.13 サンマリノ

 

やっぱりマルケスは強かった。

そんな、クアルタラロが惜しくも初優勝を取り逃がしたサンマリノGP。
このほんのちょっとの差は、ライダーの差なのか、経験の差なのか、チームの差なのか、それともホンダとヤマハの差なのか。

でも残りのレースの何処かで勝てる日が本当にやってくるかも知れない。
2013年のマルケス以来と成るルーキーが優勝する日が。
ヤマハなら2008年のロレンソ以来、サテライトなら....2000年のロッシさん以来かな?

ともかく、ルーキーでサテライトチームのライダーが優勝するなんてただ事で無い話。
でもきっとやってくれるさ。
超絶スーパールーキーの桑太郎ならきっと。

それが2年前のザルコじゃ無かった事が悔やまれて成らないのだけれども。
(個人の感想です)

 

サンマリノGPまでのルーキー獲得ポイント

総合順位 ライダー QAT ARG  USA SPA FRA ITA CAT NED GER
7 Fabio QUARTARARO 16(0Pt)  8(8pt)  7(9pt) 9(7pt) 10(6pt) 2(20pt) 3(16pt)
13 Joan MIR 8(8pt) 17(0pt)  – 16(0pt) 12(4pt)  6(10pt) 8(8pt) 7(9pt)
17 Francesco BAGNAIA 14(2pt) 9(7pt) 14(2pt) 17(0pt)
15 Miguel OLIVEIRA 17(0Pt) 11(5pt)  14(2pt)  18(0pt) 15(1Pt) 16(0Pt) 12(4pt) 13(3pt) 18(0pt)

 

総合順位 ライダー CEZ AUT GBR RSM 合計ポイント
7 Fabio QUARTARARO 7(9pt) 3(16pt) 2(20pt) 112pt
13 Joan MIR  – 8(8pt) 47pt
15 Francesco BAGNAIA 12(4pt) 7(9pt) 11(5pt)   29Pt
18 Miguel OLIVEIRA 13(3pt) 8(8pt) 16(0pt) 26Pt

 

 

MotoGPルーキータイトル争い
なんてタイトルで、毎回こんな地味な話書いてるけれど、もうちょっともタイトルを争ってない状況。
なんせクアルタラロはヤマハ勢のトップも狙えそうな位置。
ビニャーレスとは22ポイント、ロッシさんとは17ポイント差と、手を伸ばしたらファクトリーの上に上がれそうな立ち位置。
もはやルーキー争いうんぬん言ってる場合じゃ無い。

 

ちなみに昨年のルーキー王者=モルビデリの年間獲得ポイントは50ポイント。
唯一のファクトリーライダーながら結構苦しんでるように見えるかも知れないけれど、ジョアン・ミルはすでに47ポイントと昨年1年間のモルビデリのポイントに肉薄する成績を納めてたりする。

それは29ポイントのバグナイアも、26ポイントのオリベイラにしても同じ。
ルーキーでサテライトライダー、だって事を考えたら十分な成績と言える。
昨年2番手のシャリーンが44ポイント、我等が中上君は33ポイントと、6レースも残す今期はそれらを全員が上回る成績を残す事も不可能ではない好成績だったりもする。

凄いよ。
今年はみんな凄い。
いきなりファクトリーだったマルケスやロレンソ程では無いにせよ、ただただクアルタラロの次元が違うだけで今期のルーキーはみんな凄い。

もっとも、フル参戦しながら1ポイントの人と0ポイントの人が居た昨年も、またちょっと違う意味合いで次元が違ってたりもしたのだけど。

 

もはや特にタイトルは争ってない状況だけども、ともかくお次はアラゴン。
ヤマハの鬼門アラゴン。
昨年はザルコを含んで白目剥いて全滅してしまったヤマハだったが、桑太郎ならやってくれるさ。
きっと、多分、知らんけど。

では次回のアラゴンをお楽しみに。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy