アプリリアの2022年問題

2020年8月15日

まだ2019年も終わってないのに2022年の話。
どうやら、過去に何度か出たり引っ込んだりしてるスズキサテライトの話がまた浮かんでるような、そんな雰囲気。

 

チームはグレシーニ。
500cc時代のアレックス・バロスに遡る歴史あるチーム。
加藤大ちゃんで250ccクラスのタイトルを取り、ジベルナウでMotoGPクラスでランキング2位。
コーリンさん、中野王子、そしてシモンチェリやバウティスタ。
数々の有力ライダーを擁立してきた名門チーム。
それがグレシーニ。

現在はアプリリアのチーム母体と成っている。
そのグレシーニが、アプリリアとの契約が切れる2021年末を持ってアプリリアとは決別し、スズキのサテライトに成るんじゃないの?
なんて出所不明な噂が流れてる。
その噂をどう捉えるかはアナタ次第だ。

それが実現すると困った事に成るのがアプリリア。
チームの核と成る母体=グレシーニが抜けるって事はチーム消滅を意味する。
そりゃ大いに困った話だ。

そこで白羽の矢が立ったのは、やっぱりここでもアヴィンティア。
困ったときのアヴィンティア。
相変わらずの便利な扱い。
雑な扱いだけど、アヴィンティアに取ってもプライベーターからドゥカティサテライト、そしてアプリリアファクトリーと成れたら順調なステップアップ、と言えるかも知れない。

 

全ては2020年。
72度V4から新設計の90度V4エンジンに切り替わるとされる来期。
ニューエンジンを引っさげて戦いに挑む予定の2020年の出来次第。
2022年問題を滞りなく解決するには2020年の出来次第。

でも現在のアプリリアレーシングのボス、元フェラーリF1チームのマッシモ・リボラは語る。
オールニューマシンだから当面はアカンで。
と語る。
そりゃそうなんだろうけど、だからと時間掛かると言ってたら、アヴィンティアにもスマンかったされてしまう恐れも有るので急いで欲しいなと周囲は思う。
エスパルお兄ちゃんの血圧がレッドゾーンを振り切らない為にも。

でも....先日のバレンシアにもヘレスに投入されなかった期待のニューエンジン。
今年の夏ごろにはエンジンがゴロっと変わるよってニュースが流れてたのに、バレンシア~のテストでの投入は見送り。
エスパルお兄ちゃんとイアンノーネによる初テストは来年の2月以降に成る事に。
つまり、アレだ、前途は多難って事だ。
お兄ちゃんの血圧が心配だ。

 

性能はともかく見た目では抜群にナンバーワンなアプリリア。
個人の感想だけど見た目は非常に格好良いアプリリア。
無事、何事もなく2022年を迎えれる事をお祈りしたい。
見た目に違わぬ性能を引っさげて、晴れ晴れした気持ちで2022年を迎えれる事を今からお祈りしたい。
まだ2019年も終わってないけれども。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy