うっかりなんて許してくれない
北村克哉7番勝負、第6戦!
対戦相手は@nagata769 !
海外武者修行を希望する@KitamuraKatsuya に @nagata769 からの愛の鞭!
視聴&登録▷https://t.co/NxJKtVK94f #NJNBG #NJPW #NJPWWorld pic.twitter.com/jHsdxrayFW— njpwworld (@njpwworld) 2018年2月10日
怪我により引退した元プロレスラー=北村克哉。
黒パンのゴツい方の人。
この肉体でヤングライオン(新人)なのだから、他の只でさえ線の細い同期の新人たちがやたらとモヤシっ子に見えたもんだ。
モヤシっ子と言っても、180cm-80kgくらい有るんだけど。
そこらを歩いてたら十二分にゴツいけれど、相対的にはモヤシっ子。
で、この北村克哉さん。
2011年にアマチュアレスリング全日本選抜で優勝した直後にドーピング違反に引っかかり2年間の出場資格剥奪処分された経験を持つ。
ドーピング違反の原因は海外製サプリメントだとか。
まぁ海外製は何入ってるか解らないから仕方ないかもね。
うっかりミスは仕方ないか。
とか思ったりもするのだけど、検出されたドロスタノロンは一般的なアスリート用サプリメントには含まれず、良くこんなパッケージで発売されるサプリメントだったりする。
https://www.roidsclick.com/mastoral_alpha_pharma_superdrol_methyldrostanolone_50tablets
Drostanoluneってバッチリ書いてたりするので、そんなん知らんかったわ、って言い訳は中々に苦しかったりもする。
いや、そこに書いてるやん!って。
現在、GP界を騒がしてるイアンノーネのドーピング問題。
どうやら検出された薬物は、このドロスタノロンと報道されている。
ちなみに日本では2015年にパワーリフティングの選手がサプリメントによるドロスタノロン検出で4年間の出場停止処分が下されている。
アスリートに取って4年は余りに重い。
イアンノーネの裁定は来年2020年1月7日。
恐らくはドーパー容疑を掛けられた殆ど全ての人達と同じくうっかりミスで突き通すだろうけど、それが通るかどうかは....ちょい難しいかも。
通行禁止違反から避妊失敗まで、うっかりだから仕方ないよね、なんて事には成らないのがこの世の常。
勿論、ドーピング違反の場合も同じ。
何度と無くメディアに上り、何度と無く故意ではなくサプリメントがあーだこーだと本人は言うが、残念ながらだからと許される事はまず無い。
フルームのサルブタモール問題はクリアで決着したけれど、規定量を超えるテストステロンやオキシロフリンが検出されても、うっかりだから仕方ないよね、なんて事は有り得ないのが現実。
トップサイクルロードレーサーのコンタドールみたいに、ホルモン剤を使用されたステーキ食べて2年間出場停止を食らった事も有るし。
故意だろうと過失だろうと陰謀や策略であろうと、禁止薬物が検出されたらジ・エンド。
故意で無い人には余りに無情な裁定だけど、それが世界のアンチドーピングの流れなので、この度の裁定はまことに残念ながらスマンかった。
競技者は、不用意なモノを口にしないってのが鉄則なんだろうね。
もっとも、梅丹事件ってのも有るので、これが非常に難しい話では有るのだけど。
https://www.cyclowired.jp/news/node/198481
サイクルロードレーサーやアスリート向けサプリメントも作ってる梅丹本舗のサプリメントの2種から禁止物質で有るボルジオンが検出された事件。
ただ、これも中々に話はややこしい。
故意ではなく、事故でも無く、勿論陰謀でも無い。
梅丹本舗が何かやらかした訳でも無い。
一言で言えば、たまたま。
運以外に悪い所を探すのはちょっと難しいかも。
でも、それでもアスリートがコレを飲んでもしドーピング検査でボルジオンが検出されたら出場停止を食らってしまう。
誰一人として悪い人は居なくても、最終的にアスリート本人が断罪されてしまう無慈悲なシステムがドーピングコントロールの世界。
アスリートに取っては非常に厄介な話だ。
ともかく年明け早々に明暗は決まる。
問題なければ2月のセパンテストに参加が出来る。
もしダメなら....スマンかったとしか言いようは無い。
この度の制定はまことにスマンノーネとしか言いようは無い。
どう転ぶのかは....
来年までお待ちを。