2020 SBK レブリミット確定
2020年シーズンのSBK。
開幕時点でのレブリミットが発表。
Aprilia | 14,700 rpm |
BMW | 14,900 rpm |
Ducati V4 | 16,100 rpm |
Honda (SC82) | 15,600 rpm |
Kawasaki | 14,600 rpm |
MV Agusta | 14,950 rpm |
Suzuki | 14,900 rpm |
Yamaha | 14,950 rpm |
未定だったヤマハは、回転数が14,700rpmから14,950rpmへちょい引き上げ。
これが大きな助けに成るか、250rpmくらいなら大して変わらないか。
今期のファン・デル・マー君に注目しよう。
カワサキは14,600rpmと、今期もZX10Rだけかなり絞られ気味。
移籍したばかりのサム・ロウズはちょい苦悩するかも。
レイは....まぁ関係無いか。
ドゥカティは16100rpmと、カワサキと打って変わって今期も一人だけブイブイ回せるエンジン。
回転数がモノを言うサーキットは、この+1500rpmは強い味方と成りそう。
ホンダのニューマシンCBR1000RR-R (SC82) は15,600rpmからスタート。
ニューエンジンなのでフルスペックからのスタート。
頑張れホンダ。
なお、これらの最高回転数は、ベースと成る市販車の最高出力発生回転数+1,100rpmがSBKでの基本的な最高回転数と規定されている。
つまり、14,500rpmが最高出力発生回転数のCBR1000RR-R (SC82) は15,600rpmがSBKでの最高回転数と成る。
そのまんま、15,600rpmが適用されるのはニューエンジンなので制限なしって訳。
一方、15250rpmが最高出力発生回転のパニガーレV4Rは16,350rpmが本来のMAXと成る。
昨年前半の無双っぷりで250rpm下げられて今期は16,100rpmからスタート。
シーズン中に上がる事は無いにせよ、下がる事はもしかしたら有るかも知れない。
ベースマシンが13,500rpmのヤマハとカワサキは、本来のMAXは14,600rpm。
カワサキはそのまま設定、ヤマハはちょいおまけで14,950rpm。
カワサキは下がらないとは思うけれど、下駄履かされてるヤマハは成績次第で引き下げは有るかも。
と言う訳で、別にドゥカティだけを優遇してる訳では無く、あくまで市販車ベースのプロダクションレースなので市販車のエンジンスペックを基本としてる為のレブリミット規定。
別にヨーロッパメーカーに勝たせたい、なんて思惑ではない。
ルールに則ってるんだから仕方ないじゃ無いか。
もっとも、その市販車のスペックを基本としてる、って点自体が....って言われたりもするんだけどね。
ともかくこれが今期のレギュレーション。
ホンダはその融合措置を上手く活用できるか?
悲願のダカールラリーも遂に勝った事だし、ホンダファンの皆様は同じく悲願のSBK制覇を期待しよう。