イアンノーネは諦めない

 

世界を巻き込んで大きな騒動と成った今回の大規模感染症。
どうやら出口も見えて来たような、そんな感じがする昨今。
イタリアのライブカメラでもボチボチと人の姿が見られるように成った昨今。
そろそろ色んなモノが動きそう、そんな雰囲気。
MVアグスタも今回は倒産もせずに無事に乗り越えれたようなので、これから色々と動きそうだ。

そんな身動き出来ない世界情勢において、感染症とは無関係に身動き出来ない男が居る。
その名はイアンノーネ。
アンドレア・イアンノーネ。
アプリリアのファクトリーライダーだ。

このブログでも散々同じ様な話を書いてるのでご存知な方も多いだろうけど、そうでは無い人の為に手短に説明しておくと、ドーピング検査に引っかかって18ヶ月の出場停止処分を食らったって事。
私でも、その気に成れば手短に説明出来るんだよ。

資格停止期間は2019年12月17日からの18か月間
2021年6月16日に晴れて出場停止は解除される。
....解除されるって言ってもね。
余りに長い。

 

今回のGPの中止、及び延期は、イアンノーネにとっては幸運と言えなくも無い。
今回のパンデミックはラッキーだったよ、なんて事を言ったら何かと波風が立っちゃうけれど、正直な所では不運ばかりとは言えない。
イアンノーネに取っては。
もっとも、下手したらアプリリアごと吹っ飛んでしまいかねない状況だったので、幸運なんて事は微塵も無いんだけども。

ともかく、みんなとは違う理由でステイホームしてるイアンノーネだが、ただ手をこまねいてる訳では無い。
出場停止を食らい、失恋もしたからとウジウジとしてる訳では無い。

 

Iannone lawyer outlines appeal strategy

https://www.crash.net/motogp/news/938084/1/iannone-lawyer-outlines-appeal-strategy

appeal=この場合は控訴を意味する。
appeal strategy=控訴の戦略って意味だね。
要するに、イアンノーネの弁護士が控訴するに当たって何だかんだ語ってるよ、って記事。

予定は5月15日までに控訴するとか。
GP再開の予定は今の所7月19日のヘレスなので、2ヶ月有ればワンチャン有るんじゃ無いの?
って考えてるらしい。

そもそも、イアンノーネのドーピングはマレーシアでのホテルの食事が原因だったとほぼ言われている。
一回目の尿検査で引っかかって以降、何ら抗う事無くFIMを含む当局の指示に素直に従ってたのに、余りに厳しい裁定に、そりゃないぜセニョリータな気持ちに成るのも仕方無い。

 

弁護士の戦略は功を奏するか、それとも.....
それは7月まで待とう。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy