ドゥカティとヘレスの相性

Jack Miller agrees Jerez is probably the most difficult track of the revised MotoGP season for Ducati,

DUCATIに取って一番難しいトラックだよと、ジャックミラーは語る。

We don’t even use sixth gear here

6速も使ってないものと。

https://www.crash.net/motogp/news/940377/1/miller-we-dont-even-use-sixth-gear-here

 

では、実際の所、このヘレスでのドゥカティの成績はどんなもんかってのを見ていこう。

 

過去10年のヘレスの実績

  プラクティス 予選 レース
2011 ダニ・ペドロサ(H) ケーシー・ストーナー(H) ホルヘ・ロレンソ(Y)
2012 ダニ・ペドロサ(H) ホルヘ・ロレンソ(Y) ケーシー・ストーナー(H)
2013 カル・クラッチロー(Y) ホルヘ・ロレンソ(Y) ダニ・ペドロサ(H)
2014 ダニ・ペドロサ(H) マルク・マルケス(H) マルク・マルケス(H)
2015 ホルヘ・ロレンソ(Y) ホルヘ・ロレンソ(Y) ホルヘ・ロレンソ(Y)
2016 バレンティーノ・ロッシ(Y) バレンティーノ・ロッシ(Y) バレンティーノ・ロッシ(Y)
2017 ダニ・ペドロサ(H) ダニ・ペドロサ(H) ダニ・ペドロサ(H)
2018 マルク・マルケス(H) カル・クラッチロー(H) マルク・マルケス(H)
2019 ダニロ・ペトルッチ(D) ファビオ・クアルタラロ(Y) マルク・マルケス(H)
2020 ファビオ・クアルタラロ(Y) ファビオ・クアルタラロ(Y) ファビオ・クアルタラロ(Y)

 

2011年~先週のスペインGPまで、ヘレスを制して来たのはホンダとヤマハ。
プラクティスではホンダの5勝対ヤマハの4勝。
予選ではホンダの4勝対ヤマハの6勝。
そして決勝レースではホンダの6勝対ヤマハの4勝。

ホンダとヤマハの勝負は互角。
ほぼレプソルオレンジとヤマハのブルーに占められた中、一角だけ食い込んだペトルッチが光る。

 

ヤマハ時代のロレンソが非常に強いコースだけど、意外な程にビニャーレスの名前は今のところは何処にも出てこない。
先週のレースでも、惜しくもどのセッションでもトップに名を連ねる事は無かったし。
もう一歩、もう一歩なんだよビニャーレスを象徴してるかのようなコースだ。

そしてペドロサも強かった。
コーナーに名前が着けられるくらいに。
まぁ、デグナー然り、ロレンソしかり、コーナーに名前が着くってのは何かしら苦い思い出も有ったり無かったりなんだけどね。

 

一方、この10年でドゥカティは未勝利。
ポールポジションも無し。
それ所か、予選でフロントローを取ったのも2012年のニッキー・ヘイデン、2015年のイアンノーネだけ。

決勝でポディウム獲得したのは、2011年のニッキー・ヘイデン、2017年のホルヘ・ロレンソ、そして先週のドヴィチオーゾの3回だけ。
ヘレスとドゥカティの相性は非常に悪い。
私と野菜ソムリエくらいに相性が悪い。
....えっと....

 

でも、長々と行数使った挙句に全てをブチ壊してなんだけど、今回はジャック・ミラーかなぁって、実は適当にそんな事を思ったりしてる。
流石にマル兄ちゃんは、幾ら出場できたとしても無理しない方が良いと思うからね。

その結果については
直ぐに始まるFP3をお楽しみに。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy