世の中は、意外な程に全然意外じゃ無い

自動車で走ってると、時に出くわす事が有る。
それは鳥。
道端でたむろする鳩や雀や烏たち。

誰かがバラ撒いた餌を食べてたり、或いはこの時期なら力尽きたセミを食べてる場合も有るのかな。
ともかく、自動車で走ってると、時に出くわす事が有る。
道端でたむろする鳩や雀や烏たちに。

雀はともかく鳩は困るよね。
あいつら、車で近寄ってもちょっとも退こうとしないから。

そんな経験、車に乗る多くの人が経験しただろうけど、同時に多くの人が思った事でも有るだろう。
あんなに道端でタラタラしててよく轢かれないもんだねと。

アナタも思い、みんなも思い、そしてお日様は何時も笑ってる位に普通の事。
今日もいい天気だ。
でも、アレって意外と轢かれてたりもするんだよ。
これが。

車やバイクに乗ってる人は道路に落ちてる物体をそんなに凝視はしないだろうけど、自転車に乗ればとても良く解る。
カラスって、意外と轢かれてるよねって事を。

カラスは非常に知能の高い鳥だと良く言われる。
ただ、知能が高いからアホな行動しないとは必ずしも言えない。
パンツ盗んで逮捕された大学教授や、自分でアップした動画が証拠になって逮捕されたフェラーリ乗った医者も居るのだから、必ずしも知能が高いからアホな行動をしないとは必ずしも言えない。
だから車がバンバン走る道端で暢気にエサ食ってて轢かれるカラスも当然ながら存在する。

そんな所でボサっとエサ食っててよく轢かれないなと思ったけど、やっぱり時には轢かれてる。
世の中は、意外な程に全然意外じゃ無いのだ。

先日、ZZRでちょい出かけた際の事。
正確には、帰って来て、自宅の狭いバイク置き場にバイクを突っ込もうとしてた時の事。
子供を連れて通りかかったご近所さんと顔を合わせた。

真夏の昼下がり。
周囲の家の室外機からはモーモーと熱気が吹きまくってる最中。
そんな過酷な環境において道端で長話する程にお喋り好きでは無いので、二言三言交わした程度でお別れと成ったのだが、その二言三言交わしてる最中のご近所さんの視線に感じるものがあった。
口ほどに物を言う、否、口よりも物を言う視線に感じる物が有った。

それは革ジャン。
この暑い最中、レザージャケット着てる私に何か言いたげな視線を感じた。
正午すぎの日差しよりも、真夏に3時間乗ったスーパーブラックバードのフレームよりも熱い視線を感じたのだ。

.....暑くないのかな?
意外にもレザーって暑くないのかな?

そう言いたげな視線を。

ZZR1400は意外な程に熱くないバイクだ。
優れたカウルのデザインに加え、バックボーンフレームな事も有ってか本当に意外な程に熱くない。
前に乗ってた、同じようなバイクのハヤブサに比べると遥かに快適。
ハヤブサも結構快適なんだけど、ZZR1400は遥かに上を行ってる。

じゃぁ熱くないかと言えば、勿論そんな訳は無く普通に熱い。
あくまでハヤブサやZZR1100に比べりゃ遥かに快適だよってだけで、別に足の後ろにエンジン載ってるスクーター程に涼しい訳では無い。

そしてレザージャケット。
要するに革ジャン。

バイク=革なのは、見た目のイメージや安全性だけでは無い。
それは熱さを防ぐ意味も有る。

前述したように、ZZR1400って意外な程に熱くないバイクなんだけど、これが同じカワサキのビッグバイク、空冷のゼファー1100なら話は大きく異なる。
あれって本当に熱い。

空冷とは、文字通り空気によってエンジンを冷却するシステム。
お陰で、あのバイクって周囲に熱気をムンムンに放出するのだ。
ZZR1100やブラックバード、或いはスーパースポーツなんかの水冷バイクはほぼ自分だけが熱い、自分だけがすっごい熱いんだけど、空冷のゼファー1100ってバイクは自分も含めた半径1mが強烈に熱い。
オイル飛んで来るから後ろを走れ、と言われる2ストと同様、熱いからアッチ行けと言われるバイクだ。
信号待ちで真横に並ばれたら迷惑この上ない。

俺の歌を聴け!とばかりに周囲に無理やり熱気を振りまくバイクだけど、勿論一番熱いのは自分自身。
特に腕が熱い。
信号待ちや低速時、もわぁって上がって来る熱気に晒される上半身が熱い。

そんな熱気を防ぐのに、レザージャケットは一定の効果が有る。
ペラペラのシャツ一枚よりは、エンジンの熱気を遮断する効果は有る。
やっぱバイクには革が合うよねと、ゼファーに乗ったらつくづくに思うな。

だが、かと言って涼しいなんて有る筈も無い。
この真夏に革ジャンなんか着て、暑くない訳は無い。
生まれた時からレザーを着てる牛だってきっと言うだろう。
皮を何年着てても夏はやっぱ暑いっすよって。

真夏の昼下がり。
周囲の家の室外機からはモーモーと熱気が吹きまくってる最中。
そんな過酷な環境において、道端で長話する程にお喋り好きでは無いので、ご近所さんとは二言三言交わした程度でお別れと成ったのだが、その二言三言交わしてる最中のご近所さんの視線に感じるものがあった。
口ほどに物を言う、口よりも物を言う視線に感じる物が有った。

それは革ジャン。
この暑い最中、レザージャケット着てる私に何か言いたげな視線を感じた。
正午すぎの日差しよりも、真夏に3時間乗ったスーパーブラックバードのフレームよりも熱い視線を感じた。

.....暑くないのかな?
意外にもレザーって暑くないのかな?

そう言いたげな視線を。
無言ながらも、饒舌な視線を感じた。

だから私も視線を返したのだ。

意外でも何でも無く、普通に暑いっすよ
と。

熱にやられてちょっとトロんとした視線を返すのだった。

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