カタールGPの予習
今年度のMotoGPは、現在のところ19戦の予定。
南北アメリカラウンドはまだ未定だけど、ちょっと難しいか。
同コース連戦が有った昨年とは違い、現在の所は通常通りの予定。
ただ、カタールだけは別。
昨年MotoGPクラスは開催されなかったのを穴埋めするのか、開幕を2連戦がこの地で行われる。
つまり、カタールが得意なライダーは開幕ダッシュを決めれて、カタールが苦手なライダーはドインケツなスタートを切らされてしまうって事だ。
ああ、スマンかったな。
と言うわけで、そろそろ始まるカタール2連戦に向けて、過去のリザルトを紐解いておこうと思う。
この傾向と対策で、今年の展開も見えてくる、かも知れない。
2019 Combined Free Practice Times
1 | M.MARQUEZ | Repsol Honda Team | 1’53.380 |
2 | M.VIÑALES | Monster Energy Yamaha | 1’53.854 |
3 | J.MILLER | Alma Pramac Racing | 1’53.908 |
4 | D.PETRUCCI | Mission Winnow Ducati | 1’54.053 |
5 | F.QUARTARARO | Petronas Yamaha SRT | 1’54.154 |
6 | A.DOVIZIOSO | Mission Winnow Ducati | 1’54.256 |
7 | F.MORBIDELLI | Petronas Yamaha SRT | 1’54.275 |
8 | A.RINS | Team SUZUKI ECSTAR | 1’54.320 |
9 | A.ESPARGARO | Aprilia Factory Racing | 1’54.367 |
10 | J.MIR | Team SUZUKI ECSTAR | 1’54.402 |
11 | J.LORENZO | Repsol Honda Team | 1’54.428 |
12 | T.NAKAGAMI | LCR Honda IDEMITSU | 1’54.444 |
13 | C.CRUTCHLOW | LCR Honda CASTROL | 1’54.452 |
14 | F.BAGNAIA | Alma Pramac Racing | 1’54.740 |
15 | P.ESPARGARO | Red Bull KTM Factory Racing | 1’54.879 |
16 | T.RABAT | Reale Avintia Racing | 1’55.032 |
17 | V.ROSSI | Monster Energy Yamaha | 1’55.048 |
18 | J.ZARCO | Red Bull KTM Factory Racing | 1’55.412 |
19 | A.IANNONE | Aprilia Factory Racing | 1’55.432 |
20 | M.OLIVEIRA | Red Bull KTM Tech 3 | 1’55.557 |
21 | K.ABRAHAM | Reale Avintia Racing | 1’55.654 |
22 | H.SYAHRIN | Red Bull KTM Tech 3 | 1’56.437 |
23 | B.SMITH | Aprilia Factory Racing | 1’56.834 |
こちらが一昨年のカタールGPでのプラクティス総合タイム。
昨年は中止だったので一昨年って事で。
傾向では、ビニャーレスが強い。
ビニャーレス、と言うかやっぱりカタールではヤマハが強い。
ロッシさんはFP1のタイムが更新出来ないと言う混乱の沼に陥ったけれど、ルーキーのクワルタラロを含む3人がトップ10に入る高リザルト。
やっぱりカタールはヤマハが強い。
ザルコデビューイヤーの進撃が思い出されるね。
あのデビューウインを飾るか!って位の、あの激走が思い出される。
夜のロサイルに飛び散る火花は綺麗だったな.....
エンジンや車体の特性で、コースによって向き不向きってのが有るんだけど、意外とヤマハが強いコースでドゥカティが上がって来たりもするんだよね。
エディーローソンの頃からは、あるいはもっと前から言われてたのかな?
バイクは遅いけどハンドリングは素晴らしいヤマハって。
そろそろ直線でバカ速いバイク作ってもイイと思うんだけと、頑なに路線は変えない、遅いけど良く曲がるヤマハ。
一方、死んだらどうする!ってくらいに強烈なドゥカティ。
加速は凄いけどコーナーは絶望的だと、言われてたドゥカティ。
ドヴィさんとジジさんの、水と油コンビのお陰でその辺も随分と改善されたようだけど、それでもヤマハとドゥカティってエンジン見りゃ解るように対極に位置してると思う。
ヤマハ-スズキ陣営と、ドゥティ-ホンダ-KTM陣営は対極に。
アプリリア?
何それ??
でも、意外とヤマハが得意なコースでも何だかんだ言ってドゥカティが強かったりするので、きっと部外者があーだのこーだの言うほどに、サーキットによる向き不向きの話ってのは簡単じゃないんだろうと思う。
ドゥカティってやっぱ速いものね。
何処を走っても。
今とっくにストーナー以外が乗っても勝てるバイクだものね。
まぁ、マルケスが居なきゃとっくにチャンピオン取ってたのだろうけど。
こちらが、今年度のカタールオフィシャルテストの結果。
1 | Maverick Viñales | SPA | Monster Yamaha (YZR-M1) | 1m 53.244s |
2 | Franco Morbidelli | ITA | Petronas Yamaha (YZR-M1) | +0.079s |
3 | Fabio Quartararo | FRA | Monster Yamaha (YZR-M1) | +0.154s |
4 | Francesco Bagnaia | ITA | Ducati Team (GP21) | +0.200s |
5 | Aleix Espargaro | SPA | Aprilia Gresini (RS-GP) | +0.396s |
6 | Joan Mir | SPA | Suzuki Ecstar (GSX-RR) | +0.583s |
7 | Alex Rins | SPA | Suzuki Ecstar (GSX-RR) | +0.616s |
8 | Valentino Rossi | ITA | Petronas Yamaha (YZR-M1) | +0.749s |
9 | Johann Zarco | FRA | Pramac Ducati (GP21) | +0.812s |
10 | Pol Espargaro | SPA | Repsol Honda (RC213V) | +0.859s |
11 | Jack Miller | AUS | Ducati Team (GP21) | +1.103s |
12 | Takaaki Nakagami | JPN | LCR Honda (RC213V) | +1.104s |
やっぱりヤマハが強い。
開幕スタートのド本命はやっぱりこの3人かな。
特にビニャーレス。
今年は体制でも実質でもエースと成った今期。
今年こそはやってくれるかも知れない。
どうだろう。
乱高下病が出なければ....ねぇ。
どうだろうなぁ。
期待の我等が中上君は12番手。
ホンダはいまいち相性がよろしく無いのだけど、本番では5つほど上げてほしいなと。
そう思う。
と言うわけで、ヤマハだね。
ああ、そんな身も蓋も無い話ですわ。