2016年motoGP アビンティアレーシングに注目だ!

2016年3月20日

いや...デカいって。

0226avintiaracing

今期のサテライト勢でホットな話題と言えば、ペトルッチのプラマックと、そしてこのアビンティア。
どちらもGP14.2を駆るドゥカティサテライト。

特に先だって行われたフィリップアイランドのテスト3日目では、5位のロッシさんを挟んで4位にバルベラ、6位にバズとかなりの好成績。
特にバズさん、今期から初めてドゥカティに乗るとは思えない程の順応ぶり。
この前直線でバーストして吹っ飛んだとは思えない振り切りっぷり。
次代のエスパルガロ(兄)として、どこかのファクトリーに入るのも強ち非現実的でも無いかも知れない。
何処か空きシートが出れば...

昔のうすらデカい頃のドゥカティとか、昔のこれまたうすらデカい頃のスズキなら似合いそうだけど、ホンダもヤマハもドゥカティもスズキさえもコンパクト路線を突き進む今。
どこか、あの巨体を置ける安住のシートが有れば良いのだけど。
カワサキ?
トムサイクスと組んだりして?
そりゃ無いわ。

このアビンティアレーシング。
元はBy Queroseno Racing(BQR)としてGP125やGP250に参戦してたチーム。
昔は、スコットレディングやエスパルガロ(兄)も走ってた。

この若かりし頃のエスパル兄ちゃんと握手してる人がラウル・ロメロさん。
ロメロスペシャルを開発したプロレスラーとは何も関係無い。

motoGPにはFTRのフレームにカワサキのエンジンを積んでた時代を思い出す人も居るかも知れない。
今も走るバルベラに、ヒロシ青山もこのマシンで走ってた事も有る。

だがハッキリ言おう。
モブだ。
アビンティアなんぞただのモブ、その他大勢の一角に過ぎない。
テック3なんかとは格が違う。
LCRやプラマックとは、積んできた歴史と実績が違う。
なんせLCRにはストーナーも走ってたし、プラマックは原田哲也も走ってたのだから。
どっちも嫌な奴とか言う子は口つねっちゃうぞ!

ともかく、ハッキリ言って正直言って、その他大勢の数合わせに過ぎない、そんな感は有るアビンティアレーシング。
でも今年はやってくれそうだ。
ホンダヤマハドウカティのファクトリーを食ってしまう事も、あり得るかも知れない、かも知れない。

頑張った甲斐が有った。
長い事頑張った甲斐が有った。
バラバラとかベルバラとか言われながらひたすらアビンティアレーシングで頑張った甲斐が有った。
アスパーからプラマックと頑張ってやってきた甲斐が有ったってもんだ。

そしてバズさんも、ディスクローターすら足りないと言う貧乏なチームにSBKからやって来たら、オーナーが逮捕されたりチームメイトはどこぞのファクトリーに出て行ったりと、なんか右往左往してた昨年の鬱憤を晴らして欲しい。

テストで速いからどうやねん
って意見はごもっともだけども、テストですら遅いチームよりは遥かに希望は有るし、そもそも合同テストにさえ間に合わなかったどこぞのファクトリーよりは遥かにマシだと思う。
ビニャーレスも言ってる、現実的な目標としてのトップ6入りを目指して頑張って欲しいなと切に願う。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy