MotoGP ルーキーオブザイヤーの行方 第4戦スペイン
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MotoGPクラスのルーキーオブザイヤー
今年度の対象者は4名、全てMoto2からのステップアップライダー。
ザルコ、フォルガー、リンス、ロウズ。
今のところはこの4名の戦い。
第4戦、アメリカを終えたランキングはこちら
1 カタール | 2 アルゼンチン | 3 アメリカ | 4 スペイン | 合計ポイント | |
ヨハン・ザルコ(フランス) Tech3 YAMAHA |
– | 5位(11pt) | 5位(11pt) | 4位(13pt) | 35pt |
ジョナス・フォルガー(ドイツ) Tech3 YAMAHA |
10位(6pt) | 6位(10pt) | 11位(5pt) | 8位(8Pt) | 29pt |
アレックス・リンス(スペイン) スズキ・エクスター |
9位(7pt) | – | – | – | 7pt |
サム・ロウズ(イギリス) アプリリア・グリシーニ |
18位(0pt) | – | – | 16位(0pt) | 0pt |
ザルコは今回も速かった。
マルケスを抜いた時なんて、ちょっとざわざわってしたもんだ。
惜しくも後一歩、本当に後一歩が届かなかったけれども、次戦の地元フランスGPは期待せずにはおれない。
次こそは、と大いに期待を抱かせてくれる。
ザルコにとってル・マンは余り良い思い出は無かったりするのだけど。
そんなザルコは勿論ルーキーオブザイヤートップ。
総合ランキングでもクラッチローを抜いて6位。
やはり大本命はこの人か。
続く2番手はザルコのチームメイトのジョナス・フォルガー。
正直、フォルガーってMotoGPクラスではどうなの?
と思ってた人も居るかと思うが、堅実に着実にポイントをコツコツ積み重ねて総合でもクラッチローと並ぶ29ptで8位。
このままコツコツと500円貯金を続けたら、意外と好成績でシーズンを終え、細く長いライダーと成るかもしれない。
バルベラさんのように息の長いライダーに。
何事もコツコツ積み上げる事が大事なんだと、ドイツの若者は私たちにそう教えてくれる。
骨折の為お休みのリンスは変わらず7pt。
次のフランスもお休み。
ギュントーリが替わりに走るよ。
4番手は、未だノーポイントのサム・ロウズ。
実は全参戦ライダー中で唯一のノーポイントライダー。
マシンはアプリリア。
ファクトリーだが、正直マシン的にはちょっと分が悪い。
戦闘力不足は否めない。
チームメイトは怒るってるか笑ってるかの極端な性格の人なのでしんどいかも知れないが、だがどんな状況でもそこそこまで這い上がれるトルクフルな人なので、きっとアプリリア全体のパフォーマンスを上げてくれる筈。
ロウズもきっともっと上がるさ。
せめてポイント取れる程度には。
せめて1年生のKTMには勝てる程度には。
4人のルーキーの中では一番苦戦してるが、でも4人の中では一番可愛いので頑張って欲しい。
可愛いは正義!なのだから。
と言う訳で、同じような話に終始しつつまだまだ続く。