2021年体制、ほぼ確定
ホンダ | レプソルホンダ | マルク・マルケス(~2024) | ポル・エスパルガロ(~2022) |
LCRホンダ | 中上貴晶(~2021~) | アレックス・マルケス(~2022) | |
ヤマハ | モンスター・ヤマハ | マーベリック・ビニャーレス(~2022) | ファビオ・クアルタラロ(~2022) |
ペトロナス・ヤマハ | バレンティーノ・ロッシ(~2021) | フランコ・モルビデリ(~2022) | |
スズキ | エクスター・スズキ | アレックス・リンス(~2022) | ジョアン・ミル(~2022) |
ドゥカティ | ドゥカティ・チーム | ジャック・ミラー(~2021~) | フランセスコ・バニャイア(~2022) |
プラマック・ドゥカティ | ヨハン・ザルコ(~2021~) | ホルヘ・マルティン(~2022) | |
エスポンソラマ・レーシング | ティト・ラバト(~2021) | ||
KTM | レッドブル・KTM | ブラッド・ビンダー(~2021) | ミゲル・オリベイラ(~2021) |
テック3・KTM | ダニロ・ペトルッチ(~2021) | イケル・レクオナ(~2021) | |
アプリリア | アプリリア・グレシーニ | アレイシ・エスパルガロ(~2022) |
ホンダも遂に決定して、残りはエスポンソラマ・レーシング(アヴィンティア)とアプリリアだけ。
アプリリアは、イアンノーネ残留が第一候補。
ただ、ドーピング問題の最終裁定が来月に延びたので、それを待つのかどうかは未定。
もし待たない、もしくはイアンノーネの復帰が不可能ならクラッチローが第一候補。
現実的にはコレかな。
もう一つ、ドゥカティサテライトのエスポンソラマ・レーシング(アヴィンティア)
ここは現在はラバトが2021年一杯の契約を残してるが、実際にはちょっと微妙な感じ。
2014年のMoto2歳強王者は、MotoGPでは本当に良いところは無い。
今シーズンはザルコ効果によりマシンの戦闘力は飛躍的に上がったと言われてたが、成績に関しては残念ながら。
もしかしたらカレル・アブラハムの契約を解除してザルコを入れたように、歴史は繰り返すかも知れない。
ラバトの去就に関係なく、加入予定はエネア・バスティアニーニ。
これはほぼ確定。
そしてラバトの去就に大きな影響を及ぼす、もう一人の候補はルカ・マリーニ。
こちらは今のところはまだもうちょい微妙。
成績の上では中々に手厳しいラバトだが、大人の事情においては非常に有益なライダーでは有る。
ライダーに取っては誰しもが一つでも順位を上げるのが第一義なのだけど、だからと全チームの全関係者がそう考えてるのか、ってのは何とも言えない所な訳で。
ランキング13位の普通のライダーか、ランキング16位の財政的に有益なライダーか、チームとしてはどちらを取るべきなのかってのは、そう簡単に言える話では無いのだ。
財政難を嘆くエスポンソラマ・レーシングならなお更の事。
ただこの辺のネチネチした話も、VR46資金が動けばほぼ解決する。
超絶凄い環境に身を置くルカ・マリーニなら、ラバトを置き換えるのに大した障壁が有る訳でも無い。
ラバトには、この度の決定は断腸の思いでは御座いますがまことにスマンかったなと、誠心誠意謝る事に成りそう。
そんな雰囲気。
で、結局の所、どこにも名前の上がらないドヴィチオーゾは、2021年の現役続行はほぼ絶望的。
誰かが何かしらの不測の事態にでも陥らない限りは、現役続行は難しいか。
恐らくは何処かのテストライダーに就任するんじゃ無いか、って言われてるけれど、別カテゴリーに行かない限りは現実的には現役引退に成るのかな。
1年のブランクを経て、2022年に何処かのファクトリーチームに入る、ってのはちょっと無理が有りそう。