MotoGP ルーキーオブザイヤーの行方 第5戦フランス
[adsense]
[adsense]
MotoGPクラスのルーキーオブザイヤー
今年度の対象者は4名、全てMoto2からのステップアップライダー。
ザルコ、フォルガー、リンス、ロウズ。
今のところはこの4名の戦い。
もはやルーキーオブザイヤー争い所で無い、そんなザルコの躍進だけども、それはそれとして。
第5戦、フランスを終えたランキングはこちら
1 カタール | 2 アルゼンチン | 3 アメリカ | 4 スペイン | 5 フランス | 合計ポイント | |
ヨハン・ザルコ(フランス) Tech3 YAMAHA |
– | 5位(11pt) | 5位(11pt) | 4位(13pt) | 2位(20pt) | 55pt |
ジョナス・フォルガー(ドイツ) Tech3 YAMAHA |
10位(6pt) | 6位(10pt) | 11位(5pt) | 8位(8Pt) | 7位(9pt) | 38pt |
アレックス・リンス(スペイン) スズキ・エクスター |
9位(7pt) | – | – | – | – | 7pt |
サム・ロウズ(イギリス) アプリリア・グリシーニ |
18位(0pt) | – | – | 16位(0pt) | 14位(2pt) | 2pt |
ザルコは今回も、またしても今回も速かった。
テック3にとっては随分久しぶりの表彰台。
そしてザルコにとっては勿論初めての2位表彰台ゲット。
速かった云々ってレベルじゃ無い、もはやトップライダーの一角と言って過言で無い成績だ。
終盤はロッシ&ビニャーレスにネジ伏せられた感は有るけれど、ポディウムの真ん中に立つ日も、そしてバク転を久しぶりに披露するのも近い!
凄い。
ともかく凄いや、ザルコ。
そんなザルコは勿論文句なしにルーキーオブザイヤートップ。
総合ランキングでもドヴィさんも抜いて5位。
4位のマルケスとは3pt差。
もしかしたら、マルケスをもひっくり返すか!
もはやルーキーの枠から大きくはみ出してる、そんなザルコの活躍はまだまだ続く。
続く2番手はザルコのチームメイトのジョナス・フォルガー。
正直、フォルガーってMotoGPクラスではどうなの?
と思ってた人も居るかと思うが、今回も堅実に着実にポイントをコツコツ積み重ねて総合でもクラッチローと並ぶ38ptで9位。
実は全戦でポイントを取ってる唯一のライダーだったりするのだ。
流石は堅実なドイツ人。
ラテン系とは違うのだよ、ラテン系とは。
小さな石でも積み重ねたら、そのうち山にも成るんやで。
何事もコツコツ積み上げる事が大事なんだと、ドイツの若者は私たちにそう教えてくれる。
そんなフォルガーはこれからもコツコツと地道に500円貯金を続ける。
バイクを壊さないのも、フォルガーのまたとても素晴らしいポイント。
レースの度に財布が薄くなるチェッキネロさんもちょっと羨ましい、かも知れない、そんな堅実確実安心ライダー。
これからも堅実に、そして確実にコツコツと実績を積み重ねていく。
いずれ大きな山となり、遥か高見に登るその日まで。
骨折の為お休みのリンスは変わらず7pt。
次は出てくる(予定)
サム・ロウズが遂にポイントを取ったよ。
実は全参戦ライダー中で唯一のノーポイントライダーだったサム君。
良かった。
このままノーポイントだったらどうしようかと思った。
マシンはアプリリア。
実質ファクトリーだが、正直マシン的にはちょっと分が悪い。
戦闘力不足は否めない。
レースタイムはトップのビニャーレスから55.4秒遅れ。
ポディウムへの道はまだ遠い。
とっても遠い。
チームメイトは怒ってるか笑ってるかの極端な性格の人なのでしんどいかも知れないが、だがどんな状況でもそこそこまで這い上がれるトルクフルな人なので、きっとアプリリア全体のパフォーマンスを上げてくれる筈。
ロウズもきっともっと上がるさ。
リタイヤが続出するレース以外でもポイントも取れるさ。
4人のルーキーの中では一番苦戦してるが、でも4人の中では一番可愛いので頑張って欲しい。
可愛いは正義!なのだから。
と言う訳で、まるでコピペしたかのように同じような話に終始しつつ、ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いはまだまだ続く。
もはやザルコは新人賞の枠で無い気がしないでも無いけれど。