ちょっと待てやと思わず口走るー後編

2017年9月14日

[adsense]

前回の続き

http://www.nirinbanashi.net/motor-cycle/4194

昔は普通に右手がフロントブレーキだったけど、今は左手がフロントブレーキの男。
マティア・パシーニ。
最近なんだかやらと元気なおじさん。

この人とトーマス・ルティさんの2人は、昔の250cc~Moto2の映像に大抵映ってたりする、老舗の中量級ライダー。
そこそこ良い成績を残しながらずっとそこに居る人。
そこそこ良いって言うか、マティア・パシーニは250ccデビューレースでいきなり優勝する脅威の逸材だったんだよ。
今も中量級走ってるのが信じられないくらい。
2008年以来、何時もそこに、中量級に居る人。
なんかMotoGPアーカイブセレクション放送の際は何時だって中量級で見てる気がしてならない。
なんだろう？
この二人はなんかずっと居る。
Moto2前身のGP250の頃からずっとここに居る。

もっとも、常連の一人のルティさんは来期からはMotoGPクラスへと上がるので、ずっと中量級の人だった、なんて来シーズンには過去の話と成る。
だからパシーニさんのMotoGP昇格もきっと有る．．．有っても然るべきだと思う。
右手のハンデは有るけど、その辺りをクリア出来たらMotoGPに上がっても何ら不思議ではない。
近年またしても流行してるサムブレーキは難しいけれど。
工業国のイタリア人は結構器用だと言っても、流石に左手でフロントブレーキとリアブレーキを操作しながらMotoGPマシンを操るのは難しい。

[adsense]

ルティさんの昇格と共に、歴戦の戦友が居なくなった来期。
でも成績次第では、もしかしたらもしかするかも知れない。
またしてもルティさんと一緒が実現するかも知れない。
まぁ何にせよ、来年のシートは埋まったからパニーニはもうちょい待てやって事なんだろう。

そのうち上がれる．．．と思う。
多分。
本人に上がる気が有ればの話なんだけど。

ちなみにルティさんの中量級参戦は2007年。
もうかれこれ10年も前の事に成る。
長いよね。
長すぎたよね。
余りに中量級が長すぎた。

その間、エスパル兄弟にマルケスにイアンノーネにビニャーレスにヒロシにラバトにザルコにフォルガーに．．．
と、ルティさんの横をすり抜けていった人たちは数知れず。
それでも10年の辛抱が遂に結実したルティさん。
大人の走りを魅せたってやって欲しいなと、思う。
そして同じくぼちぼち10年が経とうとしてるマティア・パシーニも、本当にぼちぼち上がって欲しいなと。

何だかんだで32歳。
これ以上待てやと言うのは酷なお年頃。
そろそろお願いしたい。
そんなお年頃。
再来年こそはどうにか一つ。
重ね重ね、本人に上がる気が有ればの話なんだけど。
MotoGPクラスを走る事だけがライダーの生き方では無いものね。
中量級はMoto3みたく定年は無い事だし、勝つ見込みの薄いMotoGPチームに入るよりは、このままMoto2マイスターとして生きていくのも一つの生き方なのは間違いでは無いとは思う。
全ては本人次第。

まぁでも10年って長いよ。
10年ってもう遥か昔の事。
その時生まれた子供が小学4年生に成る、そんな途方も無い月日。
烏賊なら10世代以上も世代交代してる、そんな途轍もない時間。

この前キッズステーションと言う、イイ年した大人が大きな声で口に出すのは少々憚られる名前のチャンネルを見てた時の事。
キッズステーションって、カイジなんて言うキッズ達の心をドン底に叩き落す番組をやるくらい、生粋のキッズ向けチャンネルでも無いんだけどね。
ともかく、余りご近所に聞こえる位に大きな声では言えないキッズステーションって番組を見てた時の事。
こんな番宣やってた↓