ＫＴＭ、ついに真ん中に立つ！
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２位が２回、３位が４回と、今期絶好調なものの、後一歩がどうしても手が届かなかったオリベイラが遂にMoto2初勝利。
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初優勝したライダーが、その後ポンポンっと勝ちまくる事って良くある事。
例えば今期のポイントリーダーのモルビデリ。
今年勝ちまくってるけど、実はキャリア初優勝は今年の開幕戦のカタール。
Moto2移籍前、スーパーストックを走ってた2013年以来の優勝が実は今年。
初優勝までが長かった。
だがそれから勝ちまくってタイトルに王手を着けたのだから、１度の優勝は状況を大きく変える、事も有るって事。
2013年のラバト然り、2015年のザルコ然り、昨年のMoto3のブラッド・ビンダー然り。
苦労の末の初優勝から一気にタイトル獲得に持ち込んだのだから、オリベイラも来期に向けて上がってくる、かも知れない。
そしてもう一人の注目は、上にも書いた昨年のMoto3王者のブラッド・ビンダー。
ルーキーライダーとルーキーマシンの組み合わせで、右も左も解らない中で苦しんだ序盤。
暗黒ルートに突入か？
過去何人も居た、軽量クラスでタイトルを取りながらもステップアップと共に何処かに消えて行った暗黒ルートに足突っ込んでしまうのか？
と思われた悪戦苦闘の序盤を乗り越え、リミニで4位、アラゴンで5位と上位を獲得し、そしてこのフィリップアイランドで遂に2位を獲得するまでに。
モルビデリが無理しなかった、ってのを差し引いても立派な成績だ。
そして、日本の視聴者のみんなが変な声上げてしまった終盤の悲劇を差し引いたとしても。
嗚呼．．．
次代のエース＝アレックス・マルケスvsMoto2のヌシ＝マティア・パシーニの戦いと成るで有ろう来期のMoto2クラス。
そこにオレンジ色のマシンが割り込んで来るか？
Moto3に続き、Moto2にもオレンジ色の嵐が吹き荒れるのか？
残りの終盤2戦、オレンジ色の戦いに目が離せない。