改めてタイトル行方についてのおさらいをしておこう
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タイトル争いに生き残ったのはこの2人。
ホンダのマルク・マルケス。
ドゥカティのアンドレア・ドヴィチオーゾ。
マルケスが6勝を上げ、282ポイントでトップ。
ドヴィチオーゾは同じく6勝、261ポイントで2位に着ける。
獲得できるポイントは以下の通り↓
Position | 1st | 2nd | 3rd | 4th | 5th | 6th | 7th | 8th | 9th | 10th | 11th | 12th | 13th | 14th | 15th |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Points | 25 | 20 | 16 | 13 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
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2人のポイント差は21ポイントなので、ドヴィチオーゾは何が何でも優勝しか道は無い。
2位ではダメなんですかと聞かれても、ダメなんですよとしか答えは無い。
ドヴィチオーゾが優勝した場合、合計286ポイントと成る。
マルケスがそれを上回るには、5ポイントの加算が必要。
つまり11位に入れば、晴れてマルケスのタイトルが決定する。
逆に、12位以下に沈めば最後に大きなドラマが巻き起こる。
なお、ドヴィチオーゾが優勝してマルケスが12位の場合は同ポイントで並ぶ事と成るが、その場合は優勝回数の多いドヴィチオーゾが王者と成る。
意外とこの優勝回数ってのが大きく響いてくるかも知れない。
...かもね。
簡単に整理すると
1.ドヴィチオーゾが優勝する
2.マルケスが12位以下に沈む
この2つの条件が揃った場合にのみ、ドヴィチオーゾのタイトルが決定する。
それ以外ではタイトルはマルケスのモノと成る。
長々と書いたけど、要するにそう言う事だ。
通常、マルケスが12位以下に沈む事は無いのは確かだろうと思う。
ボカディージョを食べながら走ってもトップ10には入れそうな人だから。
だが以前にも書いたように、ロッシが転倒してニッキー・ヘイデンが王者と成った年も有る。
今期のMoto2は予選でルティが転倒~骨折~欠場してモルビデリが決勝前に王者と成った。
そもそも、開幕前は多くの人間は想像してなかった展開と成った今期のMotoGP。
赤いのが好きな人とレプソルカラーが嫌いなアナタは、最後のドラマを大いに期待しよう。
可能性は何パーセント有るか、なんてのはこの際気にしないで。