二輪噺

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ホーネット接近遭遇はハンマーの音と共に

   

 

実家に置きっぱなしのホーネット250を起こそうと企んでる人が居る。
パーツ欠品を調べるのに四苦八苦しながら、ぼちぼち起こそうかと考えてるらしい。
意外と私も何となく縁の有るホーネット250を。

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ホーネット250と最初に関わったのは、当時良く一緒に遊んでたギャルライダーの乗ってた奴。
ギャルライダー、と言っても私と2つしか違わないんだけど、まぁともかくギャルギャルしい女の子の乗ってたホーネット。
これが私の初ホーネット接近遭遇。
記念すべきファースト・ホーネット。

物覚えの良い人は覚えてる人も居るかもしれないが、随分前にタンクの板金やってたバイク。
それがこのホーネットだ。

ご存知の通り、立ちゴケしたら高確率でタンクが凹んでしまうこのバイク。
ご多分に漏れず、買って早々に立ちゴケしやらかしていきなりベッコリ凹ませてしまったのだ。

 

凹んだ部分のペイントを剥がしてワッシャーをハンダ着けしてスライディングハンマーで引っ張って、ハンマーで修正してポリパテ~ラッカーパテ~ハイビルドプラサフで仕上げ、パナロックで再塗装したのが、私とこのバイクとの初の遭遇。
記念すべきファースト・ホーネット。
主にハンマーでシバいてた、そんな思い出。
ハンマーの音と共に遭遇した思い出。
自分でやれば500ポンドの節約になりますよな思い出。

その後、このギャルライダーは今度は逆側を凹ませる。
塗装が終わって組み上げた翌月くらいに。
...おい!

まぁ仕方ないから今度また直してあげるよ、なんて言ってる矢先にさらには折角修理した箇所をも再び凹ませたのを契機にセローへと乗り換える事に。
ちょっと位の崖から縦回転しながら落ちてもまぁまぁ平気なセロー。
セローなら立ちゴケ程度どうと言う事は無い。
ボテボテ倒す人には正しい選択だろうと思う。

ちなみに今は子供を乗せた電動アシスト自転車がメインの乗り物。
立ちごけはしてないみたい。
子供乗せたまま立ちゴケはご遠慮願いたいなと願う。

 

 

 

ホーネット2度目の接近遭遇は、当時のモトクロス仲間の若者。
彼は幼少期よりトライアルとモトクロスをやって来た若きベテランライダー。
年齢はこれまた私よりそこそこ下だったが、それはかなりハイレベルなモトクロスライダーだったのだ。
私の周りにも何人か居る、かなり本気で速い人の一人。
それがこの人。
子供の頃からモトクロッサー乗ってりゃ、そりゃ速いのも当たり前っちゃ当たり前なんだけど。

 

ランドセル背負ってた頃からモトクロッサーに乗ってた彼だが、バイクの免許取得は意外と自動車免許の後だったりする。
公道志向が無かった訳でも無かったらしいが、校則の問題やその他モロモロな問題で高校卒業まで免許を取ってなかったみたい。

散々っぱらトライアラーもモトクロッサーも乗ってたんだから教習所なんて行かなくてイイんじゃ無いの?
既に大学生だった彼のバイク暦は10年にも及ぼうってベテランなのだから。
鼻歌混じりで3連飛べるんだから。
な声は有れども、結局は教習所へと通う事に。

当然のごとく何一つ苦戦する事なく普通に免許を取得。
なんせトライアルライダーでも有る彼。
1時間でもバイクの上でじっとしてられる人なので、一本橋で落ちる事なんて有りえない。
何なら朝から晩まで一本橋上で過ごせるぜな人なのだから。
重ね重ね、教習所なんて行かなくイイんじゃ無いの?って思う。

でもトライアルライダーは何かおかしいよね。
バランス感覚がなんかちょっとおかしい。
幽波紋(スタンド)に支えて貰ってんじゃ無いかって位に止まってられるもの。
まさにブラボーだ。
ブラボー おお...ブラボー!!

 

で、特に何事も無く免許を取れた彼のバイクがこのホーネット250。
中古で買った記念すべき公道バイク第一号。
つまり、脱☆素人童貞って奴だ。

幼少期よりさんざんプロ(モトクロッサー)の激しいハードプレイを堪能してきた彼。
或いはベクトルの異なるプロ(トライアラー)の緩急織り交ぜた超絶テクニックもお手の物な彼。

ホーネット250ごとき、もはやセニアカー位に容易い乗り物。
お婆ちゃんのショッピングカート位に意のままに操れる。
重量と公道バイク素人って点を除いて問題なんて有ろう筈も無い。
そもそもCB400SFで免許取ったのだから、その250cc版に恐れる事など微塵も無い。
微塵も無い。

そんな彼から程なく送られてきたのが凹んだガソリンタンク。
....立ちゴケしたらしい。
なんてこった。

 

幾らガキっちょの頃からプロの相手をしてると言えども所詮は素人童貞。
緊張しちゃったんだろうね。
緊張してやらかしちゃったんだろうね。
嗚呼、なんてこった。

と言う訳で、凹んだ部分のペイントを剥がしてワッシャーをハンダ着けしてスライディングハンマーで引っ張って、ハンマーで修正してポリパテ~ラッカーパテ~ハイビルドプラサフで仕上げ、パナロックで再塗装したのが、私とこのバイクとの二度目の遭遇。
記念すべきセカンド・ホーネット。
主にハンマーでシバいてた、そんな思い出。
ハンマーの音と共に遭遇した思い出。
自分でやれば500ポンドの節約になりますよな思い出。

 

だが、素人童貞とは言えど、そこは流石はプロに磨かれし百戦錬磨な男。
素人脱貞以降、もうタンクを凹ませる事は無かった。
タンクと共に自尊心をも凹ませる事は無かった。
ギャルライダーとは違うのだよ、ギャルライダーとは。
良かった良かった。

 

 

そんな2度のホーネット接近遭遇。
2度ともにタンクをハンマーで叩いてた、そんな偏った記憶しかなかったりするのだけども、もしかしたら近いうちに3度目の接近遭遇があるかも知れない。
今度は両方凹んでるって言うタンクをハンマーでシバく、そんなマニアックな接近遭遇で終始するのだろうけども。
整備とペイントは自分で出来るけど板金は無理って言うのでウチでタンク修正だけはしそうな雰囲気がプンプンしてる。

だからそのうち、近いうち、サード・ホーネットも有るかも知れない。
3度目のホーネット接近遭遇も有るかも知れない。
まぁどの道今回も、ハンマーの音と共に遭遇し、そしてハンマーの音と共にお別れする、のだろうけどね。

 

 



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