今年はイケル!

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今シーズン限りでホンダエンジンとは別れを告げるMoto2。
例年通り、今年もかなり戦いは熾烈な様相。

タイトル争いの主役、ミゲル・オリベイラ。
地道に、だが確実にレベルアップを果たしているアレック・マルケス。
一昨年のMoto3王者、ブラッド・ビンダー。
早々に来期のプラマック入りを決めているフランセスコ・バグナイヤ。
期待は大きいファビオ・クアルタラロ。
心の傷を癒しに実家に帰って来たサム・ロウズ。
触るな危険、ロマーノ・フェナティ。
そしてルティさんを追いかけたい、重鎮パシーニ。

と、その面々は非常に豪華。
モルビデリとルティさんと我らが中上君が居なくなった今期。
勝つのは誰か?
このハイレベルなライダー達の中からハッキリと言い当てるのは非常に難しい。

 

そんな、非常に高いレベルで熾烈な戦いが予想されるmoto2において、新たなるスターが現れようとしている。
それがこの人。

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傷心のサム・ロウズ君では無く、その奥に甘いピントで写ってる若者。
その名はイケル。
イケル・レクオーナ。

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ヘレステスト2日目 最終結果( 07/03/2018)
Pos Rider Team Fastest lap BIKE
1 Sam LOWES Swiss Innovative Investors 1:41.823  KTM
2 Iker LECUONA Swiss Innovative Investors 1:41.960  KTM
3 Brad BINDER Red Bull KTM Ajo 1:42.011  KTM
4 Francesco BAGNAIA SKY Racing Team VR46 1:42.011  KALEX
5 Xavi VIERGE Dynavolt Intact GP 1:42.127  KALEX
6 Alex MARQUEZ EG 0.0 Marc VDS 1:42.161  KALEX
7 Romano FENATI Marinelli Snipers Team 1:42.368  KALEX
8 Miguel OLIVEIRA Red Bull KTM Ajo 1:42.395  KTM
9 Mattia PASINI Italtrans Racing Team 1:42.402  KALEX
10 Luca MARINI SKY Racing Team VR46 1:42.472  KALEX

トップ10までの総合結果。

 

もはや心の傷なんてすっかり完治したサム・ロウズ君がトップ。
本来居るべき上の方の場所に戻ってきたサム君がトップ。
今期のタイトル争いの一角に早くも顔を出した、と言って過言ではないと思う。
積んできた場数とゴックンしてきた苦いお汁の量は他の小僧とは違うものね。
GP界で最も可愛いライダー(個人の感想です)なので、またMotoGPクラスに上がって欲しい限りだ。
今度は本来居るべき上の方の場所で戦ってくれる事を祈りたい。

 

そのサム君のチームメイトがイケル・レクオーナ。
まさかの2番手タイム。
どんな人かは一切知らないけれど、ビンダーやアレックスやバグナイヤ等、早々たる面々を抑えての2番手は凄いね。

今期から乗り換えたKTMがドンピシャにハマったのかも知れない。
今一歩届かなかったSUTER時代からKALEXに乗り換えて一気に頂点に駆け上ったザルコよりも、さらにこの人にとってはKTMがドンピシャリンコにハマったのかも知れない。
プレシーズンテストの段階では、時期尚早かも知れないけれども。

 

だがこれだけは言えそうだ。
今年のサム君はきっとイケる。
きっとタイトル争いの中心の一角と成るだろう。
そして勿論、レクオーナもイケル。
イケルはイケル。
間違いないさ。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy