ホンダとKTMの戦いはすでに始まっている
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特にMoto3クラスで熾烈な戦いが繰り広げられる両メーカー。
ホンダとKTM。
Moto3クラス、昨年の覇者はKTMのブラッド・ビンダー。
一昨年2015年のダニー・ケント、2014年のアレックス・マルケスとホンダが続き、その1年前の2013年はKTMのマーベリック・ビニャーレス、さらにその1年前のMoto3オープニングシーズンは同じくKTMのセンドロ・コルテセ。
現在の所KTMの3勝に対してホンダは2勝。
マニュファクチャーズランキングでは、KTMの4勝に対してホンダは1勝。
今の所はKTMがホンダをリードしてる状況。
今期は、バスティアニーニとフェナティのホンダとAJO&VR46のKTM勢との戦い。
昨年のリザルトを考慮したらバスティアニーニが一歩有利、かも知れないが、前年の実績はあまりアテに成らないのがMoto3。
突然覚醒するのがこのクラス。
昨年、無敵の強さを魅せたブラッドビンダーも、実は昨年の第4戦のスペインGPが初優勝だったのだから。
爆発力を秘めたヤングライダーが中心のMoto3。
何が起こるか、それはまだ全然未知数だ。
MotoGPクラスでは、現状においては正直ホンダの相手に成らないのは仕方無いとして、実はホンダとKTMの真っ向勝負はMoto3だけに限った話では無い。
一つがダカールラリー。
その昔はパリ~ダカールって言われてたアレ。
今は名前がダカールなだけで、南米で開催されるのでダカール要素は特に無かったりする。
タイトルとダダっぽいイラストくらいなもんだ。
そのダカールラリーにおいて、ホンダを完全に抑えて表彰台を独占したのがKTM。
ホンダに対して給油に関するペナルティが有ったにせよ、結果はKTMの圧勝。
タラレバを考えたらちょっと複雑な思いに成るけれど、結果はご覧の通り。
そして、もう一つ、すでに始まってる戦いはスーパークロス。
WMXは開幕はまだもう少し先に成るが、AMA SUPER CROSSはすでに2戦が消化されている。
例年1月~5月までがスーパークロスシーズン。
スーパークロスの年明けは早いのだ。
現在のトップは、開幕2連勝を上げたホンダのケン・ロクスン。
なんか最近のスーパークロスはえらい事に成ってる。
KTMのライアン・ダンジーを抑え、AMAモトクロス(スズキ)から移籍した一年目のケン・ロクスンが最高のスタートを切っている。
このまま現在スーパークロス界最強、KTMのライアン・ダンジーを抑えてルーキーが勝ち進むか?
それとも450ccクラスで3度のタイトルを取った、2015/2016年王者のライアン・ダンジーが巻き返すか?
スーパークロスでのホンダとKTMの戦いも見逃せない。
等と書きつつも個人的には
やっぱ青いのが気に成る。
この、青いのに復活した2度のスーパークロス王者が。
ランキング14位.....
今日の第三戦アナハイムから巻き返して欲しいと、切に願うばかり。
自ら書いた本日のタイトルを真っ向から否定するが、赤とオレンジの戦いなんてさておき、やっぱり青いのに頑張って欲しいと切に願う訳だ。
結局はそこ。
青よ、やっぱ青。