2018ツール・ド・フランス 最後の山岳

 

2018ツール・ド・フランス。
この大会最後の山岳ポイント。
超級オービスク峠。
今年、最後の山岳での戦い。

0728tor

知床横断道路(羅臼側)のような濃霧のダウンヒル。
この前も後ろも見えない濃霧の中、ついに仕掛けたフルーム。

チームメイトで有りマイヨ・ジョーヌを着るゲラント・トーマスに忍び寄り、コーナーでハンドルを激しくぶつけた。
霧の中、なんと卑劣なフルーミー。

危うく崖下に叩き落とされそうに成りながらも、間一髪踏みとどまったトーマス。
だが、スピードの乗った下りでのこの大きな遅れは致命的。
霧の彼方に消え去ったゼッケン1番のシャチの背中に向け声を荒げるゲラント・トーマス。

『ぷぷぷ....もう勝ったと思ったぁん?油断したらイカんよ、ゲラ泉くぅん』

下りでの超アタックを仕掛け、ゴツゴツした顔でおろおろするデュムランを遥か後方に置き去りにステージを制し、そして4年連続5度目のマイヨ・ジョーヌを土壇場で遂にその手に....

 

そんな展開は勿論起こらず、フルームのアシストを受けてゲラント・トーマスが2位。
フルーミーにアシストされたら踏まん訳にはいかんぜよとばかりにデュムランを制して見事に2位。
ボーナスタイムも加算してデュムランをさらにちょい離す事に成功。
スカイとしてはこの上ない展開。
そして、何時も最後はひとりぼっちのデュムランにはぐうの音も出ない展開。
ぐうの音も。

1 8 ゲラント・トーマス イギリス チーム スカイ 79h 49′ 31”
2 32 トム・デュムラン オランダ チームサンウェブ + 02′ 05”
3 166 プリモシュ・ログリッチェ スロベニア チーム ロットNL・ユンボ + 02′ 24”
4 1 クリス・フルーム イギリス チーム スカイ + 02′ 37”

まさかこの結果を予想した人がどれ程居ただろう。
ここまでトーマスが黄色を着て、そしてフルームが1度も黄色に袖を通す事無く4位で最後のTTに挑むなんて。

このままトーマスが今日のTTでもマイヨ・ジョーヌを守りきるか、それとも最後の最後にやらかしてしまうか。
それは今日、総合争い最後のステージ、サンペー=シュル=ニヴェール〜エスプレットの31kmタイムトライアルで全てが決まる。
終盤に最大勾配22%なんて無茶なコースが設定された無茶なTTで、色々と無茶を詰め込んだ今年のツールの全てが決まる。

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