あれもそれもチューブ入りタイヤも最初が肝心

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ご存知な方は20年以上前からご存知だろうけど、ご存じ無い方はご存知で無いかも知れない。
そりゃそうか。

実はセローのタイヤは、フロントがチューブ入りでリアがチューブレスなのだ!
ご存知な方は20年前からご存知だろうけど。

どうせならフロントもチューブレスにしてくれたら便利なのだけど、ともかくフロントはチューブが入ってる。
タイヤ交換の際、このチューブは十分に気をつけねば成らないポイントだ。

 

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最初が大事。
何事も最初の一発目が本当に大事。
新学期のクラス替え時の自己紹介と同じく、最初の一発目が大事だ。

この最初の一発目で、無造作に奥までタイヤレバーを突っ込んだら、高い確率でチューブごとタイヤレバーを掛けてしまいかねない。
まさに”俺ごと刈れ!”状態。
破壊王を偲んで胸が熱くなる光景だが、チューブごと刈ったら背筋が寒くなっちゃうので要注意だ。

 

タイヤレバー(1)を使ってビードをちょろっと持ち上げて、タイヤレバー(2)を使ってチューブを奥の方へと優しく追い込んでスペースを作り、タイヤレバー(3)を使ってビードを起こす。
タイヤレバー(3)をビードに挟んだまま、タイヤレバー(1)を使ってビードをちょろっと持ち上げて、タイヤレバー(2)を使ってチューブを奥の方へと優しく追い込んでスペースを作り、タイヤレバー(4)を使ってビードを起こす。
後はその繰り返し。
これがチューブを噛まないようタイヤを外すポイント。
1/3も外せたらもう噛む事も無いかと思う。

文字に直せば何のこっちゃって話しかも知れないが、ともかくタイヤレバーで引っかかないようにチューブは奥の方へ退避頂くのが大事なんだよって事。
要するに、最初から無理して奥まで突っ込まず、ビードをチラめくりしてチューブを挟まないよう先っちょだけでコチョコチョしておこうって事だ。
最初は先っちょだけ。
ビードに掛けるタイヤレバーも先っちょだけを使う。
欲張っていきなりベロリンチョとビードを起こそうと試みるのは、不慣れなボーイにはお勧めしかねる。

これも慣れればちゃっちゃってタイヤ交換出来るのだけど、慣れるまでは慎重にやるのが安全だ。
慣れたら噛んだりしないけれど、慣れるまではくれぐれも慎重に。

 

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チューブを外せたら、穴空いてないか念の為この段階でエアをチョイ入れして確かめておこう。
組んだ後でパンクしてた事が発覚したらうんざりしてしまうから。

 

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タイヤ交換時は、チューブ交換する予定の有無に関わらずスペアのチューブとリムバンドを買っておく事をお勧めしたい。
と言うか本来はチューブとリムテープは替えてた方が良いと思うけど。

自転車でホイっと買いに行ける所で手に入る人なら良いのだが、バイク乗らなきゃ買いに行けない人はタイヤ交換中にチューブを裂いたら悲惨な事に成るので、念の為スペアを一本持っておくのをお勧めしたい。
交換予定は無くても、外してみたらチューブのバルブの根元が錆びてた、なんて事も有るしね。
どの道何時かは使う可能性は高いので、持ってて損は無いと思う。

今回はちょい前にチューブだけを交換したばかりなので、今回はチューブは交換しない。
1度も交換して無いならば、タイヤ交換サイクルでチューブも替えておいた方が良いとは思う。

 

 

まぁ何はともかく、森羅万象この世の全てのモノは穴空いたら悲劇が生まれると相場は決まってる訳。
穴が開いたら悲惨な未来が待ち構えている。
チューブタイヤ派の皆様はくれぐれもご注意を。
悲劇のベビーを生み出さないように。

最初は先っちょだけよの鉄則をお忘れなく。

 

ただ、組む時の方が噛みやすかったりするんだよねぇって話は、また気が向いたら適当に。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy