ウイリアムおじさんの言う事は大体合ってる
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MotoGP開幕戦。
遂にザルコの初優勝か!
そんな大きな夢を抱かせて貰った開幕戦だったが、終盤フロントタイヤのトラブルにより無念の後退。
バックフリップの夢は次戦へと持ち越し。
次に期待しよう。
気持ちの浮き沈みの激しいビニャーレスは、どうやら今回のレースはまぁまぁな気分で終われたみたい。
何ヶ月も遠回りしたけどやっとまぁまぁイイ感じに成って来たよと。
結果は6位。
数字だけ見たら平凡だけど、終盤に調子良く追い上げての6位だから気分も上々なんだろう。
戦いはまだまだ始まったばかり。
なんせ齢16にしてパリス・ヒルトンを知った男。
スパルタンな青春時代を過ごした鋼の精神の男。
折れそうで折れない魂を武器に、タイトル戦線へと早々に復帰してくれると思う。
ヤマハフアンは楽しみに待とう。
問題はKTMとアプリリア。
KTMはまた壊れたみたい。
予選でも決勝でも、ポコポコ壊れるKTM。
We have lost one battle, but war is long… #NeverGiveUp #QatarGP @KTM_Racing @redbull pic.twitter.com/Z1FzxLODAh
— Pol Espargaró (@polespargaro) 2018年3月18日
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ポルは少々しょんぼりモードに成りつつも。
俺達の戦いはまだ始まったばかりだ!
一方のエスパルお兄ちゃん。
笑ってるか怒ってるか、そんな排気デバイスの壊れた2ストみたいにピーキーな特性のエスパルお兄ちゃんは、終盤までジャックミラーやラバト辺りと10位前後のゴキゲンバトルを繰り広げてたのだが、最終ラップでまさかの燃料切れ。
正確には燃料制限モードに入ってしまったらしく出力はド低下。
最後の最後で悲惨な状況に。
お陰でお怒りモード。
開幕戦のエスパル兄弟は前途は多難だ。
もっと多難なのはエスパルお兄ちゃんのチームメイトのレディング。
特にコレと言ったトラブルは無く、それでも淡々と粛々とラップを重ねて20位。
ザビエルさんのちょい前フィニッシュと言う、開幕早々首の涼しくなる展開。
GP125時代の史上最年少優勝を始め、Moto2時代は激しいタイトル争いをしてた天才ライダー...だったのだが。
何がどうなってこんな事に成っちゃったのか。
ロレンソやマルケスやザルコみたいに、順風満帆にステップを登ってくってのは難しいもんだ。
やはりRCV1000Rが全ての元凶だったのか。
ああ...アレか。
まぁ、でもBillyBoyはとても可愛いので、もはやそれで十分と言えば十分なのだけど。
ともかく優勝は、ブックなんとかさんの予想した通りにドヴィチオーゾ。
ウイリアムおじさんの予想通り。
ウイリアムおじさんの言う事は大体合ってる。
ウイリアムおじさん、ってかオーディエンスの予想通りのドヴィさんとマルケスの少配当争い。
ザビエルさんが優勝してたら一財産築ける程の夢のリターンが得られた今回のレースだが、やはりそんな雑な夢は実現しない。
...無いね。
やっぱどう考えても無い。
ああ、とても残念なお知らせ。
次回はアルゼンチン、そしてアメリカと、南北アメリカ2連戦。
ここでマルケスが2連勝してスペインから本格的なタイトル争いに...
かどうかは、またウイリアムおじさんにでも聞いておこうと思う。
ウイリアムおじさんの言う事は大体合ってるのだから。