セローのオイル漏れ対策

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毎度お馴染みセロー225のタペットカバーのOリング。

この部分、何とも無い時は数万キロでも結構大丈夫なのだけども、そうでは無い時は半年程でチビチビとお漏らしする事が有る。
組み方の問題なのか、部品の問題なのか、ブローバイの量の問題なのか。

でも、遅かれ早かれ結局は何時かは漏れ出すので、漏れる前に換えておけってのが私の導き出した結論。
1本200円程なので、エンジンをこ汚く汚す前に換えておいた方がイイんじゃ無いかと。
結局、そのうち漏れるのだから。

セローのオイル漏れには、漏れそうな所を漏れる前にOリング交換しておく事。
きっとそれがベストなんだろうと思う。
ベースガスケットを定期的に交換しよう、ってのは中々に難しい話では有るけれども。

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構造上、エンジンを積んだ状態ではトルクレンチは使えないので、ショートネックタイプのL型六角レンチでギュっと締めておく。
折れない程度にギュッと、そして均一に。
このOリングを交換するだけでエンジン降ろすってのは非現実的なので、初めてセローに乗り出した頃から大体この方法。
エンジン降ろしてる時は、流石にトルクレンチ使うけれど、流石に毎回エンジン降ろせってのはご勘弁頂きたい。

 

なお、組み立て時にOリングにエンジンオイルを塗ったりするのは、締め付ける際にOリングの滑りを良くするのがその理由。
例えばドレンプラグのOリングや、クランクケースカバーのプラグなんかの、ボルトの根元にOリングがハマってる場合にはエンジンオイルを塗布しておけば、締め付けた際にOリングが切れるリスクを防ぐ事が出来る。
取り付けの際にはお忘れなく。

従って、Oリングが回転したり縦方向に動いたりしないこの場所なら、オイルを塗る意味は特に無い。
特に無いけどやるのは勝手なので、まぁお好きなようにどうぞ。

 

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ブリーザーには、お馴染みのトヨタ純正ブリーダープラグを。
トヨタ純正部品: 12204-40030

ホースクリップは適当なのを見つけたので今はちゃんと着けてるから大丈夫。

 

お馴染みのクランクケース内の内圧を負圧化させるワンウエイバルブ(チェックバルブ)

別にこの小さな部品の効果についてはとやかく言わないけれど、クランクケース内が負圧に成るのは、オイル漏れ防止には効果は有ろうかと思う。
少なくとも高圧状態よりは、オイル漏れの抑制には効果は有ろうかと思う。
....多分。

エンブレが小さく成るか、ピックアップが良くなるか、それともコレ付けただけで300馬力も出るように成るのか?
それについては何とも言えないのだけど、オイル漏れに関しては効果有るんじゃないかなぁ....とは思ったりはしてる。
...多分。
詰まったら悲惨な事に成りそうなので、ズボラな人は余計なの付けない方が良いとは思うけどね。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy