ブレーキキャリパーの化粧直し-1

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実際、キャリパーが錆びたり痛んだりしたら、素直に新品を買うのが最も正しい方法だとは思う。

ちなみにこのトキコの異径2ポッドリアキャリパーの場合、新品を買うと21600円。
一方、部品を注文すると....
シール一式とブーツ類のラバー部品が約3000円。
ピストンも交換したらさらに6000円。
錆びたブリーザーも交換したらさらに2000円。
パッドも新品に交換したら4000円程さらにさらに追加。
合計、あちこち換えたら概ね15000円程必要に成ってしまう。
さらにペイントの問題も有るので、手間を考えても素直に新品に交換するのが最も正しい選択だろうと思う。
どうせガビガビに成ったキャリパーは、シールの溝がどうやっても綺麗に成らないしね。
ガビガビに成ったキャリパーならば、結局は新品注文してポンっと取り替えるのが一番簡単で一番確実だろう。

 

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と言う正論は取り合えずそっち置いておいて、分解して綺麗にしようと思う。
シール類は在庫で持ってるし、ピストンは磨いたらまだ使えそうだしね。

ちなみに私はピストンはエアで抜く派。
固着してたらビクともしない場合は有るけれど、結局エアで抜くのが一番早い。
エアで抜けないキャリパーは新品に買い換えた方がイイんじゃないっすかねって思う。

あ、↑は抜いた後の画像。
所謂賢者モード。
当たり前だけどこんな方向からエア吹いても抜けないよ。
そして、抜く際にはピストンを飛び散らさないように木の板やウエスでガードしておこう。
ティッシュでガードは流石に無理だ。

 

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前にも書いたけれど、基本的にキャリパーにもサンドブラストは使わない。
キャブに比べりゃまだ随分マシでは有るけれど、それでも後の掃除が中々大変なので、結局はワイヤーブラシでガシガシ擦ってやった方が良いかと思う。
ブラストメディアが残留したら非常にマズいのでご注意を。

 

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こんな部品なら何の気遣いも無くブッファーーーって出来るんだけどね。
この程度の黒ずみなんてアルミナで一撃。
何ならガラスビーズ~ウェットブラストまで仕上げてピッカピカにする事だって可能。
余りに美しすぎて、ステップを土足禁止にしようかなって思ってしまうレベルにだってブラスト使えば可能だ。

でも、後の掃除が面倒なのでキャブとキャリパーのブラストは止めておく。

 

と言う訳で続く

MOTOR CYCLE

Posted by tommy