ブレーキキャリパーの化粧直し-2
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ワイヤーブラシで磨いたら、キチっとマスキングしてプライマーを薄く塗装。
今回、ってか毎回使ってるのがミッチャクロン。
足付け十分なら、アルミ地肌にもかなりのパワーで密着してくれる。
流石に謳い文句にある様な、ツルツル面でも研磨無しでオッケーよ、なんてのは幻想だとしても。
実際の所、アルミのツルツルのポリッシュ面にはあまり密着してくれない。
やっぱガシャガシャしてないと流石のミッチャクロンもスマンかったなお話かもね。
なお、プライマーは薄く薄くがお約束。
厚塗りは逆効果なので要注意だ。
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ミッチャクロンを薄く塗装して、その上からパナロックのミラクルプラサフをこれまた薄く。
プラサフも同じく薄く薄くがお約束。
溶きパテ代わりにも成る程のハイビルド=分厚い塗装が可能なミラクルプラサフだけど、アルミ塗装は薄く薄くが剥がれ難いポイントだと良く言われる。
バンパーなんかの柔らかめのプラスチックなんかにも良く言われる事だけど、分厚く塗ったらペリペリ剥がれてくるよと。
従って、今回はアルミ肌が薄っすら見えそうなうすうす塗装。
ミッチャクロンは時間が経つほどに密着力が増すらしい。
念のため1週間程自然放置の後、ブラシとクレンザーでガシガシ擦って、中性洗剤で洗ってやれば下地は完了。
なお、ミラクルプラサフはベースコートの色を混ぜる事が出来るので、黒に塗装する際はグレーに黒を、赤や黄色を塗装する際は白いミラクルプラサフにべースカラーを混ぜてやれば上塗りがより綺麗に仕上げる。
中々便利なプラザフだね。
結局グレーばっか使うよねって話はさておきとして。
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カラーは、パナロックのファインメタリック90:ゼットブラック10の比率。
通常は調色にはチンチングブラックを用いるみたいだけど、そんなカラーは持ってないのでゼットブラック。
これまたできるだけ薄目が良いと思う。
照明の具合でえらくダークネスな色に写ったけれど、実際の色はもうちょい明るめ。
ただ純正色はもうちょっと青みが加わってるので、ただのちょいダークネスシルバーではいまいちピッタシ合ってるとは言いがたい。
ピッタシ合わせたいならもうちょっと頑張る必要が有りそう。
実際、ただのガンメタに見える自動車でも、カラーコードで検索した調色データを見ると、かなりいろんな色を混ぜなさいよとの指示が得られる位にそう簡単ではない。
ちなみにこちらがR35のダークメタルグレーメタリック(カラーコード=KAD)の調色データ。
原色No. | 原色名 | 配合量 | ||
---|---|---|---|---|
% | g | |||
088L | 4M09 | スターメタリックコース | 51.06 | 510.6 |
088L | M234 | ブラック | 34.53 | 345.3 |
088L | M079 | シアニンブルー | 5.11 | 51.1 |
088L | 0036 | ファーストバイオレット | 3.60 | 36.0 |
088L | M082 | オリエントブルー | 1.50 | 15.0 |
088L | 0095 | フラットベース | 4.20 | 42.0 |
計 | 100.00 | 1000.0 |
一口にガンメタと言っても、後から同じ色を塗ろうと思ったらこれだけ混ぜる必要がある。
調色って難しいもんだ。
ただでさえややこしいのに、何のデータもカラー
ただ、そんなに塗料の種類持ってないので仕方ないんだけど。
あれとそれとコレを混ぜろと言われても困ってしまう。
こちらはゼットブラック80:ファインメタリック20。
ガンメタと言うよりも、黒メタって感じの色。
比率が違うだけで使ってるカラーはキャリパーと一緒なのは、これしか持ってないからスマンかったねってお話だ。
あれやこれや混ぜなさいと言われても、持ってないからそりゃ仕方ない。
こちらでバイクの純正色が売られてるので、これ買っておくのが一番確実なんだろうと思う。
ちょい高いけどね。
そんなこんなで後はクリアを塗れば完成。
メタリックはクリア塗っておかないと、塗装内のアルミのパウダーが酸化して色が変わってしまうのでクリアをお忘れ無く。
おわり。