二輪噺

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テセウスのパラドックス-前編

   

 

随分前に自転車のフレームを割った人が居る。
とある有名メーカーのミドルクラスのカーボンフレームを。

ミドルクラスと言っても、コンポとホイール合わせたらセローより高いんだから、ミドルって何て意味かね?とお尋ねしたく成る気分なんだけど、まぁともかくそんな高級ミドルクラスバイクのフレームをヘシ折った人が居る。

自転車のフレームが折れるのかと言えば、そりゃ勿論折れる。
鉄だってアルミだってチタンだって折れる。
カーボンなら尚更に折れる。
そりゃそうさ。
車で踏んだら大体の自転車は壊れるさ。

車庫入れ失敗して自分で自分の自転車を踏み潰すと言う、この世の何にも誰にも一切ぶつけようの無い悲劇。
もはや夏のせいにも出来ない悲劇。
箸が転んでも某首相のせいにする左巻き職人の方々も、これをネタに某首相への攻撃を企てるのは難しい。
かなりのテクが必要だろう。

ともあれ何と声を掛ければよいか小一時間悩んでしまうかの悲劇。
夏休み明けに左手に包帯をグルグル巻きに巻いて来た同級生と同じくらい、何と声掛ければ良いか悩んでしまう悲劇。
もっとも、私の人生において包帯男や眼帯ボーイに遭遇した事は無いんだけど。
なんか手の甲に紋章を書いてる人は居たけれど。

 

 

それはともかく無残にもフロントホイール~フォーク辺りを踏み潰し、高級ミドルクラス粗大ゴミを生み出してしまったのだが、自転車の場合はこれが幸いにもパーツとして生き残る事は可能なのだ。
ステアリングヘッドまで割れてしまってフレームは修正不可能だが、コントロールレバーやフロントブレーキが無事だったのは不幸中の幸いと言えなくも無い。
生き残ったパーツが有る、ってだけで不幸中の幸いと言えなくも無い。

自動車やモーターサイクルなら個人レベルでは中々に難しいが、自転車の場合は比較的簡単。
特にロードやMTBでこの先に残す価値が有るパーツなら、そのパーツを次の自転車へと組んで生き続けさせる事は可能だ。
この先に残す価値が有るパーツなら、の話だけど。

 

 

と言う訳で、安い中古フレームとフロントホールを買ってきて、コンポとリアホイールを移植して無事高級ミドルクラスロードバイクは復活したのだけど、果たしてこれは復活したのか?それとも新たなバイクに買い換えたのかって問題が巻き起こる。
まぁどっちでもイイっちゃどっちでもイイ話なんだけど、気分的にどうなんだろうねって話。
ボクはバイクを直したのか、或いは買い換えたのかな?って。

 

基本的にフレームを替えたらバイクを買い換えたと言えるとは思う。
新たに防犯登録も入ったし。
ただ、値段ベースで考えたら、どう考えても移植したホイールとコンポの方が高い。
移植したDura-Ace 9070 Di2と、同じくDura-Aceのなんちゃらってホイールの方がサイクリーで買った中古フレームより圧倒的に高い。
フレームが変わったので一般的にはバイクを買い換えたと言えるけれど、金額的にはバイクを直したと言うのが適切と言えなくも無い。
バイクを修理する為にフレームとフロントホイールを買ったんだよと。

 

まぁどっちでもイイっちゃどっちでもイイ話なんだけど、気分的にどうなんだろうねって話。
ボクはバイクを直したのか、或いは買い換えたのか?って。
どっちでもイイ話なんだけど。
ん?どっちでもイイならどうでもイイだろって?
そんな、このブログの存在を根底から揺るがすような事言っちゃダメだ。
どうでもイイ話を省いたら毎日2行で話しは終わってしまうのだから、そんな非道な事は言っちゃダメだ。

 

後編へ続く

 

 



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