二輪噺

奥様ライダーズ小話ブログ

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シークレット

   

 

背の高さ、足の長さは人によって切実な悩みだったりする。
イリザロフ法と言うヤバい改造手術も有るけれど、通常は成長期が止まってしまったら、まぁ仕方ないかと多くの人は諦めるしか無い。
ジーンズを一杯切らなきゃ成らない現実を、涙を堪えながら黙って受け入れるしか手は無い。
だが、見た目が9割な世界、ある種のデストピアに住んでない我らに民間人に取っても、時にそれが切実な悩みと成る場合も有る。

それはオートバイ。
そう、バイクに跨ったら足が着かないゼって問題。

175cmを超える人は、余程の悪ふざけで作ったようなバイク以外なら足つきの問題を抱えるなんて事は無いだろう。
逆に大きすぎる人はバイクによってはサーカスの熊さん状態に成るかもねって場合も有るかも知れないけれど、まぁ175cmも有れば大体は乗れるだろうと思う。
リッターネイキッドだろうと大型のアドベンチャーツアラーだろうとも、175cmも有れば。
昔のうすらデカかった時代のスズキでも、175cmあればまぁ普通に乗れる。
多分。

だが残念ながら175cmに満たない人の場合、乗るバイクは、乗れるバイクは必然的に絞られてしまう。
免許と金が有れば軽トラからブガッティ・シロンまで大体は何でも乗れる車とは違い、背丈が無きゃどうにも成らないバイクは、乗りたくても諦めるしか無い事も時に有り得る。
社会や政治やバイクメーカーが悪いと糾弾した所で、足の長さが足りなきゃR1200GSはスマンかったとしか言いようは無い。
アフリカツインなら....ん、まぁデカい事に違いは無いか。
それでも、アフリアツインにせよKTMの190アドベンチャーにせよ、最近はシートの高さを換えれるバイクも増えてきたので随分とフレンドリーに成ったのは確かなのだろうけどね。

 

【バイク足つきチェック】2018年型カワサキZ900RS CAFE カフェレーサー仕様の大型バイク、女子たちの足つきは?

これの150cmの人はともかく、片足が着く人なら慣れればバイクに乗れると思う。
場合によっては足の着き換えが出来ないので信号待ちはローに入れてクラッチ握ったまま待たなきゃ成らないって場合も有るかも知れないけれど、片足さえつけば乗れない事は無い。
無理しても良い事は無いと思うけれど、それでもそのバイクに乗りたいって気持ちが勝るなら、多少の無理はまぁまぁね。
個人的には無理し無い方がイイと思うけれど。
と、唯でさえ高いシートのCRM250をわざわざハイシートにして、超ハングオンしても片足のつま先しか接地しなかったバイクに乗ってた私は思う。
まぁ無理しない方がイイよねと。

ちなみに、足は着かないけれど、サイドスタンド立てたらキック出来るから問題は無い。
モトクロッサーならコース上で転倒してエンジンが止まったら、ズルズルの土の上を左足で踏ん張りながらバイクを傾けてキックする。
それに比べればまだ随分マシ。
特にお勧めはしないけれど。

ウルトラソール

その昔にこんな商品が有った。
靴に装着する硬質スポンジ。

このリンク先に記事では触れれていないけれど、シフトやブレーキペダルを踏む部分はスポンジが抉られてるので、シフトダウンやリアブレーキの操作には何ら支障は無い。
上手い事作られてるもんだね。

ステップをつま先で踏む人には凄まじく支障は有るけれど、土踏まず辺りで乗ってる人ならまぁ大丈夫。
生産終了なのが残念だね。

 

3cmやそこらなら
https://rider110.com/
最近はこんなのも有るので、つま先ツンツンライダーならまだ希望は有る。
バレリーナ状態の人ならまだ希望は有る。
流石に10cmや15cmってのは、バイク選びからやり直す必要が有るかと思うけれど。

どう工夫しても、身長150cm台でR1200GSアドベンチャーってのは無理が有る。
舞空術状態の人には、重ね重ねスマンかったと。

 

私の場合、まぁ乗ってるバイクは大体は足はツンツンなんだけど、特に気にしてない。
R1なんてえらくツンツンだけど、尻をちょいズラしてやればまぁどうにか。
アホみたいな事してたCRMより随分マシ。
ただ、手の短さは如何ともし難い。
ある意味シート高よりも、ハンドルまでの距離が身長足らずなライダーに取っての大きな問題だ。

バーハンドルなら、ある程度は手前に引けるので余程で無い限りは大体は乗れると思う。
だがセパハンの場合、手前に引き寄せるのは物理的にかなり難しい、と言うかほぼ不可能ので、諦めてタンクにへばりつくポジションで乗るか、セパハンを諦めるかの2つしか手は無い。
フレームが伸び縮みするような時代に成れば、話は変わってくるかも知れないけれども。

なお、我が家のハヤブサはちょい重い以外は、足つきも良いしバーハンドル化もしてるので全然問題は無い。
R1はノーマルのポジションだけど、比較的コンパクトなので特に問題は無い。
昔乗ってたR1はちょいキツかった記憶があるけれど、昔に比べてコンパクトに成ったのか、足はツンツンだけど上半身は比較的楽。
実際、ZX10RもGSX-R1000も、近頃のバイクは随分コンパクトに成ったものね。
寸足らずな人間には嬉しい限りだ。

 

ただ、昔のバイクはちょっと厳しい。
80年代~90年代初頭の、シートからハンドルまでがやたらめったら長いバイクは、上半身が足りないのでかなり厳しいポジションを強いられる。
リアステアが云々と言われても、タンクにへばりついて乗ってる人間にそんな事言われても困ってしまうわ。

等と思いつつ、随分久しぶりにGSX-R1100と言う、スズキがうすらデカかった時代の巨大なバイクに乗ってみた。
180cm以下お断りのセパハン仕様のGSX-R1100に。
タンクにへばりついて乗る様から、ミンミン蝉とかタンクバッグとかって異名を頂いた、苦い思い出の有るこのバイクに。

 

形はとても格好イイ。
そして油冷エンジンもとても色っぽい。
スペックはハヤブサやR1には劣るけれど、そんな優等生バイクとは相反する、スロットルを開けたら地獄へ直行しそうな荒っぽいパワーも凄まじいモノが有る。

でもやっぱり私には物理的にも比喩的にも腕が足りない無理なバイクなので、この先時代が進んでシークレットグローブなんてのが開発される日が来るまで、セパハン仕様の1100カタナと同様に、このバイクを日常で乗るのは難しそうだ。

 

 

 

 



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