2018 MotoGPクラッシュランキング選手権
2018年クラッシュランキング
2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | ||
マルク・マルケス | レプソル・ホンダ | 15 | 11 | 13 | 17 | 27 | 23 | |
アルバロ・バウティスタ | アンヘル・ニエト・チーム | 13 | 11 | 14 | 4 | 16 | 26 | 21 |
ザビエル・シメオン | リール・アビンティア・レーシング | 18 | ||||||
カル・クラッチロー | LCRホンダ | 14 | 14 | 10 | 12 | 26 | 24 | 17 |
ジャック・ミラー | アルマ・プラマック・レーシング | 18 | 25 | 14 | 17 | |||
カレル・アブラハム | アンヘル・ニエト・チーム | 10 | 7 | 13 | 6 | 15 | 15 | |
中上貴晶 | LCRホンダ | 15 | ||||||
トーマス・ルティ | EG 0,0 マルクVDS | 13 | ||||||
アレックス・リンス | チームスズキ・エクスター | 8 | 12 | |||||
アレイシ・エスパルガロ | アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ | 6 | 10 | 10 | 7 | 15 | 19 | 12 |
ポル・エスパルガロ | レッドブルKTMファクトリーレーシング | 14 | 13 | 14 | 11 | 12 | ||
アンドレア・イアンノーネ | チームスズキ・エクスター | 12 | 14 | 5 | 13 | 15 | 11 | |
ブラッドリー・スミス | レッドブルKTMファクトリーレーシング | 7 | 16 | 11 | 8 | 7 | 11 | |
スコット・レディング | アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ | 9 | 7 | 10 | 11 | 11 | ||
フランコ・モルビデリ | EG 0,0 マルクVDS | 11 | ||||||
ティト・ラバト | リール・アビンティア・レーシング | 16 | 10 | 10 | ||||
ヨハン・ザルコ | モンスターヤマハ・テック3 | 12 | 9 | |||||
ハフィス・シャリーン | モンスターヤマハ・テック3 | 9 | ||||||
ダニ・ペドロサ | レプソル・ホンダ | 6 | 6 | 6 | 3 | 10 | 9 | 9 |
バレンティーノ・ロッシ | モビスター・ヤマハ・MotoGP | 6 | 4 | 5 | 2 | 4 | 4 | 8 |
ホルヘ・ロレンソ | ドゥカティ・チーム | 5 | 3 | 2 | 3 | 11 | 9 | 6 |
ミケーレ・ピッロ | ドゥカティ・チーム | 8 | 4 | 2 | 1 | 7 | 2 | 6 |
ジョルディ・トーレス | リール・アビンティア・レーシング | 5 | ||||||
アンドレア・ドヴィチオーゾ | ドゥカティ・チーム | 5 | 3 | 4 | 6 | 6 | 6 | 5 |
マーベリック・ビニャーレス | モビスター・ヤマハ・MotoGP | 8 | 5 | 7 | 4 | |||
ダニロ・ペトルッチ | アルマ・プラマック・レーシング | 6 | 4 | 4 | 7 | 10 | 9 | 4 |
ステファン・ブラドル | HRC・ホンダチーム | 9 | 11 | 13 | 8 | 14 | 3 | |
ミカ・カリオ | レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング | 2 | 3 | |||||
中須賀克行 | ヤマルーブ・ヤマハ・ファクトリーレーシング | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||
シルバン・ギュントーリ | チームスズキ・エクスター | 2 | 1 | |||||
ロリス・バズ | レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング | 8 | 13 | 15 | 1 |
https://www.crash.net/motogp/feature/910975/1/stats-marquez-tops-2018-motogp-falls-list
2018年のクラッシュキングはマルク・マルケス。
23回のクラッシュ。
成績も高いがクラッシュ数も非常に多い。
ただマルケスの転倒は特殊なので、クラッシュと一言で片付けるには不適切かも知れない。
わざと転んでる訳では無いのだろうけど、限界を見極める為ならフリープラクティスでは転んでもイイやって思ってる、かも知れないような印象。
(個人の印象です)
それにバラッバラに砕け散る事も少なく無いが、バイク起こした後で何事も無く普通に走る光景もこれが珍しくない。
成績も特殊だが、転倒の仕方も特殊。
やっぱマルケスは特殊だ。
2位はドゥカティ移籍以降転倒しまくってるバウティスタ。
こちらはマルケスと違って、純然たる転倒。
何ら変哲無いただのクラッシュ。
バラバラですわ、もうバラッバラ。
過去にはイタリア国民とヤマハフアンをどん底に突き落とすかのような印象的なクラッシュ等が有ったので昔からもっと転倒してるかと思ったら、ホンダ時代もアプリリア時代もドゥカティ時代ほどはクラッシュはしてなかったんだね。
でもドゥカティ移籍後は2年連続20回オーバーとハイペースでブッ壊している。
SBKでのファクトリーライダーと成る来期は、ニューマシンのV4を余り壊さないように注意だ。
スペアバイクが無い上に来期は3レースも走るSBKではバイクを壊したらメカニックが大変だから。
クラッチローは、終盤は欠席が続いたからか意外と伸び悩み。
3年連続20オーバーの大台は達成できず、ザビエルさんにも一歩及ばず4番手。
いつも仲良しエスパルガロ兄弟は、クラッシュ数も仲良く揃って12回。
本当に仲良し。
ルーキー勢ではザビエルさんが堂々のランキング3位。
ポイントは1ポイントしか獲得出来なかったけど、バイクは沢山壊した。
ルーキー勢2番手は、知らない間に意外と15回も転んでた我らが中上君。
チームの先輩の影響なのかどうかは知らないけれど、ともかく2人で32クラッシュはチェッキネロさんもちょっと苦笑いだ。
もっとも、昨年は転倒王サム・ロウズ君が一人で31クラッシュも挙げたんだけどね。
それに比べりゃまだまだ。
笑顔の可愛い破壊神に比べたらまだまだだね。
一方で、ドヴィチオーゾとビニャーレスは今年も安定。
齢16にしてパリス・ヒルトンを知ったビニャーレスは、流石にバイクも精神もとても安定している。
踏んできた修羅場の違いって奴だね。
ロレンソも毎年安定した走りだが、今年は折角の登り調子だった最中に終盤の多くを欠場する程のクラッシュを食らったのがちょっと痛かった。
未だにちょっと痛そうだし(物理的)
なお、伝説のクラッシュキング、昨年31回の圧倒的転倒数を叩き出してアプリリアから叩き出されたサム・ロウズ君は、Moto2へ移籍した今期は27回とちょっとだけ少ない数。
フェナティに大事な所を握られた事件で一躍有名になったステファノ・マンツィの31回に及ばず。
それでも堂々のクラッシュランキング総合2位は流石の貫禄だ。
グレシーニへカムバックする来期はどうなるか?
MotoGPクラス復帰の為にも、来年こそはあんまり壊さない事を祈るばかりだね。
MotoGPクラスにはバウティスタもザビエルさんも居ない来期。
やはり大本命はマルケスとクラッチローの同門ホンダ対決か。
それともラバトとアブラハム坊ちゃんが、ちょっと待てよ!と言わんばかりに、このカウルを砕き合う熾烈な戦いに割って入るのか?
そして未知なる伏兵は現れるのか?
そこに我らが中上君は参戦しませぬようにと祈りつつ、来期のデストロイヤーランキングをお楽しみに。