36か72か、それとも....
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36派か72派か。
ラチェットレンチのギアの数の話。
Koken Z-EAL
コーケン Z-EAL 3/8(9.5mm)SQ. ラチェットハンドル 全長178mm 3725Z 新品価格 |
日本製ラチェットレンチと言えば、その筆頭はやっぱりコーケン。
そんな日本を代表するコーケンの代表モデルがコレ。
36ギアのZ-EAL。
つまりこれが日本を代表するラチェットハンドルって事だ。
TONE RH3H
トネ(TONE) ラチェットハンドル(ホールドタイプ) 差込角9.5mm(3/8″) RH3H 新品価格 |
こちらは72ギアの代表モデル。
TONE RH3H。
見た目のデザイン性をあえて無視するかのゴツゴツした工具ばっか作ってたイメージも有ったTONEだけど、最近は随分とお洒落になったもんだね。
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36ギアか72ギアか。
72ギアの方が送る角度が小さいので、よりタイトな所で使う事が出来る。
36ギアではレンチを振るスペースを確保出来ないエキパイやラジエータ周りの狭い所で真価を発揮する。
バイクならそれ程に多くも無いけれど、自動車なら72ギアが使い易い、と言うかコレがスタンダードと言えるかも知れない。
72ギアでも1クリックしかスペースが無い、なんて事も珍しくも無いしね。
一方の36ギア。
一般的にギア数が小さい程に丈夫で、空転トルクも小さいと言われる。
丈夫さは勿論だけど、空転トルクは小さい程に使い易いのは誰しもが感じる事だろうと思う。
工具を振るスペースが有るなら36歯の方が使い易いかも。
まぁ、両方持ってりゃちょっと幸せかもねと言っておきたい。
工具は数だよと、ドズルも言ってたし。
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私が一番愛用してるラチェットはコレ。
ドイツの技術力が世界一ィィな私としては、気分的にはスタビレーを使いたいけれど、手に取るのはついついコレ。
シグネットの12538。
瞬く間にこの世から消え去った幻のラチェットレンチ。
きっと使ってるうちに勝手に分解してしまうのが原因なんだろうと思う。
あ、スナップリングをちょい縮めてやれば勝手に分解する事は無いのでご安心を。
見覚えの有る人も居るかも知れないけれど、これはプロクソンのマイクロラチェットと同じモノ。
プロクソンのは梨地仕上げで首振りが付いてたけれど、シグネットのは見ての通り毎度お馴染みのテカテカメッキに真っ直ぐハンドル。
でもヘッド部分の中身は同じ。
作ってる台湾の会社が同じなんだろうね。
日本橋で安かったから随分前に買った工具で、まぁその内壊れるだろうと思いながら何年経ったか解らない位に使ってるけれど全然壊れる様子は無い。
1度だけギアが噛んだ事は有ったけれど、分解してグリスアップしてやったので何事も無く機嫌良く動いてくれている。
駆動部分の構造はギアレンチに良く似た構造をしてるので、スタビーラチェットの常識範囲内のトルクなら割と大丈夫っぽい。
足で踏んだりパイプを継ぎ足したりしない限りは。
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でも何だかんだ言って、結局はネプロスの90ギアが一つの到達点だろうと思う。
まぁ結局コレですわ。