エリア-1

2019年6月25日

千鳥走行

https://www.google.co.jp/search?

バイクが集団で走る場合に推奨とされる隊列。
それが千鳥走行。

ちなみに私の場合、何台かのバイクで出かける事も多いけれど、基本的にバラバラに走ってるのでこんな隊列を組む事はほぼ無い。
君は君で私は私ってスタンスで生きてるので、滅多に何台ものバイクで群を作る事は無い。
滅多にね。
全く無いとは決して言わないけれども。

でも理に適った隊列だと思う。
カルガモ親子隊列みたいに一直線に並んだら列が凄く長くなってしまうものね。
歩道の端から端まで占拠する女子大生のようなGメン隊列もとても迷惑だし。

信号で分断される可能性も増えるし、周囲へ与える迷惑を考えても、コンパクトにキュっと集まった方が何かと都合は良い。
徒党を組むと場合によっては暴走族と間違われる可能性も有るけれども、まぁノーマルのバイクを大人しく走ってりゃ問題は無いさ。

そんな千鳥走行は確かに集団で走る場合は理に適ってるのだろうけど、稀に一人で走ってるのに千鳥走行を仕掛けてくる知らない人が入る。
チドリングを仕掛けてくる人が。

基本的にキープライト、つまり車線内の右端を走ってる。
別に嫌がらせしてる訳では無く、キープレフトで走ってると追い抜きや並走してくる車が居るため。
あれは非常に危ないので、基本的に車線内の右側が私の領域だと主張しながら走ってる。
車は私の後ろを走れ、抜きたきゃ右車線から抜け、ってスタンス。
同一車線内で横に並ばれたら危なくて仕方ない。
教習所の卒業検定では落とされるかも知れないけれど、巻き込まれるよりはマシなので16歳からずっとこの乗り方。

そんな訳で割りと右寄りにポジションを取って走ってるのだけど、時折私の左後方に知らないバイクが着いてくる事が有る。
さらにはそのバイクの右後方、つまり私の真後ろにバイクが着いたりして、3台の千鳥隊列が完成する事も。
全然知らない人なんだけども。
．．．誰？

知らない人が私のエリアに、私のテリトリーに入ってきたからと、タックルして排除するような真似はしないけれども、そんな鮎みたいな排他的な生き方はしてないんだけども、それでもちょっと気に成るのだ。
他に一杯空いてるんだから他所に行ってくれないかと。
私の左斜め後方は左折する時に危ないから他所に行ってくれないかと、そんな事を思ってる。
アッチ行け、とは中々言えないんだけどね。
そりゃそうだ。

エリア。
自分の立ち位置や領域、範囲や射程を把握しておく事はとても重要だ。

射程を常に気にするような生き方してる人は少ないだろうけど、車やバイクに乗る場合はこのエリアを常に気にする必要は有る。
走行してる車線にしても、自分の乗ってる車の幅にしても、保険の適用される範囲にしても。

少年漫画の主人公なら、ちょっとくらい枠からハミ出したキャラが魅力的なのだろうけど、現実の社会においては定められた枠を守らねば成らない。
オレはオレのルールで生きていくぜと、黄色のラインを跨いで走るのはお勧めしない。
ちゃんと枠を把握し、枠からはみ出さないように気をつけねば成らない。
夏だからとポロリとはみ出さないように注意しよう。

とかダラダラ書いてると長くなったので次回へ続く。