2019 MotoGPルーキータイトル争い~Rd.11 オーストリア
マルケス兄弟のダブルウインを決めたチェコGPの再来が期待されたオーストリアGP。
だが今回は、ブラッド・ビンダーとドヴィさんにそれぞれしてやられてマルケス兄弟のダブル2位と言う、狙っても中々成し遂げれない結果に。
ルーキーのクアルタラロは途中までトップを走ったものの、昨年までのザルコと同様、周回を重ねるごとに地力の差が現れ、終わってみればちょっと手が届かない大きな差と成る。
ルーキーと経験豊富なトップライダーとの違いなのか、それともサテライトとファクトリーとの違いなのか。
でも、ともかく今期3度目の表彰台を獲得と好調を維持。
これだけ結果を残しても92ptでランキング7位ってのは信じられないけれど、ロッシの103pt、ビニャーレスの102ptにはすぐに追いつく、かも知れない。
かもね。
オーストリアGPまでの獲得ポイント
総合順位 | ライダー | QAT | ARG | USA | SPA | FRA | ITA | CAT | NED | GER |
7 | Fabio QUARTARARO | 16(0Pt) | 8(8pt) | 7(9pt) | – | 9(7pt) | 10(6pt) | 2(20pt) | 3(16pt) | – |
13 | Joan MIR | 8(8pt) | – | 17(0pt) | – | 16(0pt) | 12(4pt) | 6(10pt) | 8(8pt) | 7(9pt) |
15 | Miguel OLIVEIRA | 17(0Pt) | 11(5pt) | 14(2pt) | 18(0pt) | 15(1Pt) | 16(0Pt) | 12(4pt) | 13(3pt) | 18(0pt) |
16 | Francesco BAGNAIA | – | 14(2pt) | 9(7pt) | – | – | – | – | 14(2pt) | 17(0pt) |
総合順位 | ライダー | CEZ | AUT | 合計ポイント |
7 | Fabio QUARTARARO | 7(9pt) | 3(16pt) | 97pt |
13 | Joan MIR | – | – | 39pt |
15 | Miguel OLIVEIRA | 13(3pt) | 8(8pt) | 26Pt |
16 | Francesco BAGNAIA | 12(4pt) | 7(9pt) | 24Pt |
今年のルーキー勢はとても成績が高い。
昨年トップのモルビデリの50ptを大きく上回る成績。
なんせ5人中、1ポイントが1人と0ポイントは1人って絶望の結果だったのだから。
それに比べりゃ今年は遥かに成績が高い。
もうどうしようも無い程に水を開けられたルーキータイトル争い。
後は何処まで成績を上げれるか。
それにより再来年の運命が変わってきそうだ。