原付にバイク保険なんて要らない論に対するどうのこうの

原付にバイク保険なんて要らない。

そう公言する人、特に公言はしないけど保険なんて入ってないぜって人は少なく無い。
かも知れない。
中には自賠責すら入ってないってアウトローな人も居るかも。

なお、自賠責未加入で公道を走ると、点数6点、1年以下の懲役または50万円以下の罰金との事。
60ヶ月入っても16,990円なので、50万円も有れば150年近くも賄える計算に成る。
きっと自賠責に入っておく方がお得だと思うな。

ちなみにチューリッヒのウェブサイトによると、バイク保険の加入率は対人/対物賠償責任保険で42%、搭乗者傷害保険は32.6%との事。

250cc以下のバイクにおいても任意保険の加入の重要性をご説明。250cc以下のバイクも任意保険に加入すべき理由、バイク保険の補償内容と選び方、自家用普通乗用車とバイクの任意保険加入率の比較もご紹介。

元はこちらの損害保険料率算出機構「2017年度自動車保険の概況」P112 ~P113
https://www.giroj.or.jp/publication/outline_j/j_2017.pdf
元データには二輪車とだけしかカテゴライズされてないので、原付~小型二輪までを含む数字。

ただし、バイクの場合は登録してるけど乗らずに、或いは壊れてるから乗れずに置いてるって場合も多いし、原付二種までにはファミリーバイク特約が着けれるので、バイク保険には入ってなくてもそっちでカバーしてる可能性も考えられる。
それらを考慮した統計は取られてないので、加入率42%と大雑把にくくるのは少々乱暴かも知れない。

でも、かも知れない&かも知れないと言ってても話は進まないので、その辺の話は取り合えずそっちに置いておく。

問題は、原付にバイク保険は必要なのか否かって事。
事故が起こらなきゃ保険なんて要らないものね。
実際、保険に入ってない人は事故なんて起こさないさと考えてるから入ってない訳なのだから。

前提として、事故なんて明日にも、否もしかしたら今日にも起こるかも知れないので、保険を着けておくのは当たり前っちゃ当たり前な話だ。
自分で起こすだけで無く、起こされる可能性も有るのだから。

勿論私も、16歳の頃から公道を走るバイクの全てにバイク保険を着けている。
ピーク時は我が家には6台のバイクが有ったが、その際も6台分ちゃんと入ってた。
殆ど乗ってないのに保険ばっかやたら払ってた時期も有った。
幸いにして、公道では凍結路でスっ転んだ一回を除いて立ちごけすら起こしてないけれど、それでも数万円の保険に入ってゴツゴツしたジャケットを着て5万円のヘルメットを被って走ってる。
私に取ってはそれが当たり前だから。

だがそれはあくまで私に取っての話。
皆が皆、そうだとは思わないし、皆が皆、私と同じようにしろ!なんて独善的な事は言わない。
そんな事は言わない。
そんな事は滅多に言わない。
少なくとも下の名前で呼び合えるような間柄の人間にしか言わない。

下の名前で呼び合える人間には、ある程度までは好きに言い合ってるけれど、道の駅で出会った見ず知らずの人の装備やバイクに対する姿勢にお説教する程に鬱陶しい生き方はしてないからどうかご安心頂きたいなと。
リアルでもネットでも、何か一言上から言ってやりたい、なんて煩わしい生き方してないのでどうかご安心をと。

もっとも、下の名前で呼び合えるような間柄の人間に、保険未加入だったり玩具のヘルメット被ってる人間なんて居ないんだけどね。

したがって、私はそうでは無いし、ここをご覧の多くの方もきっとそうだろうとは思うけれど、世の中には俺は事故なんて起こさないから保険には入らないぜって考えの人も居るのは確かな話な訳。
原付に成ればなお更有り得るのかもね。
原チャリで重大事故なんか起こさ無ぇよって。

では、それは果たして本当なのだろうか?
データを紐解いて、感覚や印象や野性の勘では無くもうちょっとだけロジカルに考えてみよう。

自転車、原付、自動二輪車の交通事故死亡者数

警察庁交通事故統計より

こちらの統計は、10年間の死亡者数の推移。
自転車が圧倒的に多く、自動二輪、原付の順。
昨年、2019年は自動二輪が131人、原付は63人の死者数を数える。

意外と、と言うか原付は死亡者数はかなり少ない。
これなら保険に入らなくてもイイんじゃ無い?
なんて不埒な事を考える人も現れるかも知れない。

一方、こんな統計も有る。

第1当事者別死亡事故件数の推移

第1当事者とは、事故が起こった際の最も過失の重い人の事。
スピード出しすぎたり、一時停止を無視したり、信号無視して突っ込んだり、その結果事故を起こして死んじゃった当事者の事。
原付一種~小型二輪(251cc~)の統計では、実は原付一種が一番多かったりする。
つまり、原付一種が原因と成る死亡事故起こしてる件数がこの中では一番多いって事だ。
もっとも、原付一種と原付二種では分母が、絶対数が違うので、一概に件数だけで比べるのもこれまた問題有りそうなんだけどね。

実は私も、歩道で轢かれかけたり、商店街で轢かれかけた経験は有るのだけど、相手はどちらも原付一種。
原チャリに乗ってる人間はナメた乗り方してるナメた人間が多いかどうかは明言しないけれど、ともかく原付が原因と成る死亡事故は確実に起きてるよって事は言える。

2009年度では、原付乗車中の死亡者数は63名、内、第1当事者は43名と計上されている。
つまり、63名の内43名は自分の過失で死亡事故を起こしたって事。
上の方で、事故は自分で起こすだけで無く起こされる事も有る、なんて良く聞く使い古された生臭いフレーズを今更書いたりしたけれど、自分で起こしてる事故も意外と多いので、やっぱり原付一種も保険は入っておいた方が良さそうだ。
自分に全面的な過失が有ったら葬式代すら出してくれないからね。

と言う訳で、やっぱり原付でも保険は入っておこう。
せめてファミリーバイク特約くらいはね。

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