頑張るSHARKと頑張って欲しいアライ-2

海外のものを日本で売ると何かとコストが掛かってしまうように、日本のものを海外で売ると同じくコストが掛かってどうしても値上がりは避けれない。
生産や流通を見直せばその辺は有る程度クリアされるんだろうけど、ノーランやシューベルトでも難しいのでアライにそれを求めるのは酷な話だ。

ちなみに、世界のプレミアムヘルメットのシェアでは、ショウエイがトップ、続いてHJC、NOLAN、Schuberth、SUOMY。
AGVとBELL、その後ろにOGK、そしてその他へと続く。
そんな感じ。
詳細な数値は有料情報なので知らない。
二輪車新聞なら載ってるかもね。
買ってないけど。

世界シェアではその他にひとくくりにされるアライとSHARKにもっとグローバルな展開を、ってのは少々難しい注文なんだけど、それでもSHARKは頑張った。
この値段は十分に頑張った。

で、SHARKの肝心の安全性はどうなのさ?

って、最も大事な事が大いに気に成る訳だけど、この前も書いたようにそれを客観視出来るシステムの一つがイギリス運輸省のSHARP。

Welcome to SHARP, the Safety Helmet Assessment and Rating Programme, a scheme to help motorcyclists make an informed choice when buying a helmet.

同じようなテストを行ってるオーストラリアのCRASH(Consumer Rating and Assessment of Safety Helmets)ってのも有る。

ニュー・サウス・ウェールズ州交通局、交通事故委員会(TAC)、オーストラリア保険グループ(IAG)から資金援助を受けながらも、あくまで民間の団体として独自にヘルメットの安全性テストを行ってる。
くらしの手帳をバージョンアップさせたみたいなもんだね。

どちらにしてもあくまで定められた条件でのテストだが、それでもユーザーには貴重な、メーカーにはガクブルな結果が公表されている。

Welcome to SHARP, the Safety Helmet Assessment and Rating Programme, a scheme to help motorcyclists make an informed choice when buying a helmet.

こちらが公表されている、SHARK RACE PROとArai RX-V(日本名RX-7X)のテスト結果。

テストを行ったヘルメットでは、RACE PROの1.30kgに対してRX-7Vは1.56kgとちょい重め。
サイズによって差は有るので、あくまでテスト時の測定結果。
同じ材質なら重いほうが強いのだけど、高いところから落とされるヘルメットの場合はそう単純な話でも無いので、260g分の重量増がテスト結果に影響したのかも知れない。
それにシェルが強いだけじゃダメだしね。

SHARK RACE PROのテスト結果は非常に優秀だね。
SHARPのテストでオールグリーンってかなり少ないので、かなり優秀なテスト結果だと言える。

でもRX-7Vも流石の好成績。
若干のイエローゾーンは有るものの、それでも最高品質の一つに含まれる。
当たり前だろ?
天下のアライのフラッグシップモデルなんだから。
って思うかも知れないけれど、昔のRX-7なんて実はかなりヤバい結果だったんだよ。

これがRX7シリーズ旧モデルのテスト結果。
左のRX-7GPは日本名RX-7RR5、右のRX7 CORSAIRはRR4の事。

免許を取って最初に被ったアストロから始まったアライ生活。
頑張って買ったRX-7RR3以降、歴代RX-7シリーズだけを被り続けた私には少々ショッキングなデータだったよ。
世界最高と信じて疑わなかったあの頃の私には。
まさかのブラック(Poor)とは余りに悲劇的かつ衝撃的なテスト結果。

まぁ、あくまでSHARPのテスト結果なんだけどね。
実際にアスファルトにぶつけた時の結果は、自分の頭で調べて欲しい。
私は遠慮しとくけど。

ついでにオーストラリアのCRASHでのRX-7V(日本名RX-7X)のテスト結果がこちら

点数は69.43/100。
評価は☆3つとこちらのテストでは中々に手厳しい。
特に最も重要なハイスピード-フラットアンビルでのテストでは、30点満点で18.11点と、大きく点数を落としたのが厳しかった。
もうちょい頑張って欲しかった。

CRASHでのトップはSHARKのExplore-R。
ここでも頑張るシャークがトップ成績。
点数は78.98/100。
RX-7Vが大きく点を落としたハイスピード-フラットアンビルでのテストでは、RX-7Vを大きく上回る、30点満点中26.55とかなりの高得点をマークした。
☆4つ。
RACE PROはテストされてないので不明。

日本勢ではショウエイのX-Spirit III(X-fourteen)が77.03/100で2番手。
同じく☆4つと大健闘。

一方RX-7Vは.....

アライ以外を被ると頭が腐り堕ちるぞと、幼き頃から丁寧に教育されてきた忠実なるアライ信者の私としてはあまり直視したくない無慈悲な結果だけど、こういう現実も有るんだよ、って事も知っておくのも大人への第一歩なんだろうと思う。
あくまでテストだけど、されどもテストだ。
これから大人に成る人も、年と頭と腹回りだけは十二分に大人に成った人に取っても、この現実を知っておく必要は有るかも知れない。
知らなきゃ良かったかも知れないけど。

くどいけどもう一度書いておく。

アライと一口に言ってもピンからキリまで有るよ、AGVやNOLANなんかのと同じく、極普通に有るんだよって事。

そして、あくまでSHARPやCRASHでのテスト結果においては、アライは必ずしも世界最高の安全性とは言えないよって事。
CRASHのスコアにおいては、LS2やHJCの一部モデルがRX-7Vを上回ったりしてるんだから。
くどいけど、あくまでCRASHのスコアにおいては、の話ではね。
体重70kgの人が290km/hで実際にサーキットでクラッシュした際の頭への衝撃、の場合はまた結果は違って来るかも知れない。
そんなの調べようは無いので、どうしようも無いんだけど。

ぶっちゃけ、アライの安いヘルメットはあくまで安いヘルメットでしか無い。
この世の全ての製品に当てはまる、質と値段は残念だけど比例する。
ゴミ袋から戦闘機までそうで有るように、アライのヘルメットとてそれは同じ事。
性能は値段と正確に比例する、とは必ずしも言わないけれど、それでも価格と品質や性能は有る程度比例の関係があてはまる。
アライとてそれは同じ、勿論SHARKだってAGVだって同じ事。
同じメーカーの最新のフラッグシップモデルと、3万円台前半のお買い得ヘルメットではやっぱり違う。
2万円の差は如何ともし難い。
そしてニューモデルと旧モデルの差もモノによっては決定的に違う。
外から見ても良く解らないけれど、製品は確実に進化してるのでやっぱヘルメットと畳は新しい方が良いよね。
って事を書いておく。

だから、まぁ要するにヘルメットは最新型の高い奴を買っておいた方がイイんじゃ無いの?
アライでもショウエイでもシャークでもLS2でも、どっちにしても結局ソレですわ。
って、そんなどうしようもない、本当につまらない結論でこのやたらめったら長々とした記事を終わる。
今度はもうちょっと気の利いた結論へ帰結出来るように頑張る。
アライ以上に私が頑張るわ。

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