コンテナを買ってバイク置き場にしよう、でもちょっと待て!

実際にどんなのが届くのは解らないけれど、魔窟ではこんなのが手に入る。

安いので30万円くらい。
高いので250万円くらい。
それで家が買える。
魔属性、闇属性の家だけど。

ちなみに送料7000円。
安いな。

実際にはこんな質素な感じかなぁ、って気はするけれど、頑張ってカスタマイズしたら上のような家にも....成るのか?
成るのかな??
無理だと思うけど、チャイナマジックを駆使したらもしかすると出来るのかもね。
発泡スチロールで橋脚の基礎をも作るチャイナマジックに掛かれば。

もっとも、EPS工法と言う、発泡スチロールで大規模な土木工事を行う工法も有るので、発泡スチロールだからあーだこーだとは簡単には言えないんだけどね。
流石に橋脚自体を発泡スチロールで作る工法は日本には無いだろうけど。

コンテナを買ってバイク置き場にしよう。

これはバイクに乗る人の多くが思い描く夢、それも無理したら割りと手が届きそうな夢だと思う。
実際、Googleの画像検索等で調べたら時々出て来る。
中古のコンテナを買ってバイクの車庫を作ったよ、って話が。

ただ、それには実はちょっとした問題が有る。
それは法律とコンテナの規格。

通常の輸送用に使うコンテナは海上コンテナと呼ばれるモノ。
ISOに沿って作られたコンテナ。
単なる鉄板で作ってる普通のコンテナはドライコンテナ、断熱材が入り冷凍機が設置できるのがリーファー。
等など種類は一杯有るけれど、普通に思い描くのはドライだと思う。
そして中古コンテナとして数十万円で売られてるのもコレ。

何段にも積まれ、雨風を受けながら、揺れる船の上で数ヶ月、あっちの港からこっちの港へ酷使される輸送用コンテナ。
蹴っても、殴っても、必殺のモンゴリアンチョップをシュシュシュ!っと撃ってやってもビクともしない強度が有るが、実は建築基準法からは大きな問題が有る。
それは国土交通省もはっきりと見解を示している。

コンテナを利用した建築物の取扱いについて
 
近年、コンテナを倉庫として設置し、継続的に使用する例等が見受けられますが、このような随時かつ任意に移動できないコンテナは、その形態及び使用の実態から建築基準法第2条第1号に規定する建築物に該当します。
 
このため、一般に、建築基準法に基づく確認申請を行い、確認済証の交付を受けないと設置できませんので、ご留意ください。

 
また、すでに設置されているコンテナを利用した建築物について、建築基準法に適合しない事項がある場合には、その所在地を管轄する特定行政庁より、違反建築物として扱われ、是正指導や是正命令の対象となりますので、ご留意ください。
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

建築物とは、建築基準法第2条第1号には、『土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの』と定義されている。

・工作物とは、要するに建造物の事。
 大型看板等は準工作物、屋根の無い立体駐車場等は指定工作物と呼ばれる。

・土地に定着するとは、随時かつ任意に移動できる工作物でないこと。
 つまり、コンクリートブロックの上に置いただけ、で有ってもそれは建築物と見なされる。

従って、庭先に置かれた輸送用コンテナは『土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの』に該当するので建築物だよって事だ。

輸送用コンテナで作ったバイクの車庫や倉庫で確認申請を行えば良いのだけど、普通は無理。
木造の物置より頑丈ですよと言った所で無理なものは無理。
ちなみにあの輸送用のコンテナって、鉄板を切ると強度がガックリと落ちるらしい。
車庫や物置として使うなら窓は作らないので問題は無さそうなんだけど、鋼材等が建築基準に合致しないのでやっぱ無理っぽい。

防火地域、準防火地域以外では3坪(10^2m)なら建築確認は不要なので、12′(3,658mmx2,438mm)ならギリ行けそうな気もしないでもないけれど、世の中ってのは中々そう甘くは無いので、きっと無理だと思ってた方が良いと思う。
そう、世の中は私たちが思うよりも優しい面も有るけれど、私たちが思うよりもさらに厳しい面もまた持っているのだから。

建築基準法の基準から除外される倉庫としてはこんなのが挙げられる。

『土地に自立して設置する小規模な倉庫(物置等を含む)のうち、外部から荷物の出し入れを行うことができ、かつ、内部に人が立ち入らないもの』

https://www.mlit.go.jp/common/001093081.pdf

庭先に置いてバーベキューセットなんか入れておく小さな物置が該当する。
内部に人が入らずにバイクを駐車するのは困難なのでちょっと厳しいか。

だから結局、中古の輸送用コンテナを買ってきて、それを庭においてガレージするのは難しいといわざるを得ない。
畑の片隅に良く農機具置き場としてポンっとダックスフンドの絵が描かれたコンテナが置かれてるけれど、あれも違法な可能性が高い。
摘発されるかどうかは知らないけれども。
SNSに載せる等と、わざわざ目立つ事をしなきゃ....どうだろう。

土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱もしくは壁を有するものは建築物となります。よって物置やカーポート等を設置する場合には、「確認申請」の手続きが必要となります。(建築物に該当しない「小規模な倉庫」については下記を参照してください。)

確認申請についてはこちらのページに解りやすく書かれているので、コンテナを使うにしても使わないにしても、車庫を建てるならまずは第一歩として一読を。

従って、ガッチリしたバイク置き場を作るなら建築基準法に合致した、建築用コンテナと呼ばれるコンテナを使うか、ガレージとして売られてるキットを設置するしか方法は無い。
まぁ、結局そう言うことだね。
数十万円では収まらないけれど、それはスマンかったと言う事でお一つ。
コストコの樹脂製の物置は.....あれはどうなんだろうね。

と言う訳で、中古のドライコンテナ買ってきてバイク置き場にしたり、魔窟で家を買うって暴挙はやっぱ止めておいた方が良さそうだよ、って話。
まぁAliで家は誰も買わんか。
いや....意外と意外に意外な需要も意外とね。
でも、やっぱ止めておいた方がイイと思うな。

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