ファクトリー8名の成績表

2016年11月4日

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ランキング	Ｎａｍｅ	Ｔｅａｍ	ポールポジション	1位	2位	3位	ノーポイント
1	マルク・マルケス	HONDA	7	5	3	3	1
2	バレンティーノ・ロッシ	YAMAHA	3	2	6	2	4
3	ホルヘ・ロレンソ	YAMAHA	3	3	3	3	4
4	マーベリック・ビニャーレス	SUZUKI	0	1	0	3	1
5	アンドレア・ドヴィチオーゾ	DUCATI	2	1	3	1	5
6	ダニ・ペドロサ	HONDA	0	1	0	2	4
10	アンドレア・イアンノーネ	DUCATI	1	1	0	3	10
11	アレイシ・エスパルガロ	SUZUKI	0	0	0	0	6

最終戦バレンシアを残した段階での、今期のファクトリー8名の成績表。
アプリリアは取りあえず．．．まぁアレとして。

ポール7回に優勝5回と、マルケスの圧倒的な強さが良く解る。
今期はクレバーな走りに徹して、引く所は引いて確実にポイントを稼ぐ堅実な走り、等と自他共に語られる事が多かったのだが、結果を見たら意外とそれほど引いてる訳も無く、ポイントは確実かつ堅実に稼ぎつつもポールも最多で勝ちまくってる事が良く解る。
つまり最強。
一体この人は今後どうなるんだろう。

対するロッシさんは、優勝こそ少ないが2位が6回と最多。
意外と多かったリタイヤが響いたのが残念だ。

ロレンソもほぼ同様。
決して悪くは無かったが、ロレンソも少々眼につくリタイヤが悔やまれる所だろう。
特に赤いミサイルに撃墜されたあのレースは本当に悔やまれる。

来期はドゥカティに乗るロレンソ。
その選択は吉と出るかそれとも．．．．

ビニャーレスは、ピークを過ぎたベテランライダーのような堅実な走りで、安定してそこそこの成績を残しての現在ランキング4位。
とても2年目の若者とは思えない安定した走り。
ポールポジションこそ取れてないものの、優勝1回に3位3回は、スズキのマシンでは最高レベルの成績だろう。
YZRに乗る来年が恐ろしい。
成績を上げてきたらレジェンドの相棒はまたもや心理攻撃を仕掛けてきそうだけど、当の本人は余り気にしなさそうな気がしないでも無い。
16歳にしてパリス・ヒルトンを経験したこの男には、もはや何一つ動じる物など存在しない。

ドヴィさんは、最後に優勝をゲットして、ファクトリーライダーとしての面目を保った。
良かった、本当に良かった。
今期は苦戦に次ぐ苦戦を強いられてたペドロさんも、どうにか1勝したので来年の巻き返しに備えたい所か。

赤ミサイルは、来期は青ミサイルと成る訳だが、ドゥカティにはストーナー以来の優勝と言う大きなお土産を残せたので、来期はミサイル属性を控えめに、余りバイクを壊さない方向性で頑張って欲しいと思う。
ドゥカティから乗り換えた来期は、余りの遅さに嘆くか、それとも余りの乗り易さに感動するか、蓋を開けてみるまで解らない。
ともかく、鮎みたいに敵目掛けて闇雲に突進する癖は控えて頂きたいと願う。
色んな人がそう願ってる。
特に来年は赤いバイク乗る青い人はそう思ってるだろう。
もう勘弁してくれよと。

さて、最高の結果を残したライダーから、もうちょっとだったのになぁって成績を残したライダー、或いはファクトリーライダーとして及第点の結果を取りあえず残せてホっとしてるライダー。
と色々と居る訳だが．．．．一人を除いて。

前にも書いたが、私はエスパル兄ちゃんが好きだ。
とても好きだ。
現在のGPライダーで一番と言って良いくらいに。

ただ、如何せん成績が．．．成績がなぁ。
レース結果以外の面では申し分ないのだけども、肝心のレース結果がこれでは少々辛い物が有る。
やっぱファクトリーライダーは走ってこそナンボってもんだから。

最終戦には、何としても最後の最後の一発大きな結果を残して欲しいと心より願うばかりだ。
最終戦のバレンシアＧＰには。

ちなみに昨年の結果は、予選が4位に決勝が8位と言う、これまた微妙な成績。
．．．とても微妙だ。
何だろう、本当に微妙としか言いようが無い。

何はともかく、正直スマンかったな状態が続くのは必至な来期。
最後の思い出作りに一発お願いしたいところだ。
最後に一発、表彰台の一番高い所にどうにか。

ちなみに今までの全成績を紐解いたら、Moto2時代に3位1回、そしてMotoGPのフォワードレーシング時代に2位1回。
これが今まで獲得したのが最高。
成績だけ見たら、なんでMotoGPクラスを走ってんだろう？って思ったりもする。
カレル坊ちゃんでも、Moto2時代に優勝した事有るのに。
．．．あれ？？

嗚呼、調べるんじゃなかったわと思いつつも、スズキの最後の思い出として大きな結果を大いに期待したい。
どうにか最後に良い思いでをお願いしたい。