待て、まだダクトテープでワンチャン残ってる

何年か前に、名古屋辺りからゼファー750が発送されて来た事が有る。
何だったかのバイク輸送会社によって。
その理由は、洪水により沈没しちゃったから。
沈没丸に成っちゃったから。

物置に置いてたそうだけど、水が押し寄せてバイクは無情にも倒され、濁流が上を流れて行ったとか。
...嗚呼....

届いたゼファーは勿論エンジン掛けたりはせずに、即座にマフラーとキャブを外してエンジンが下ろされた。
で、エンジンを開けてみたのだけど、これが意外に何とも無かったのだ。
少々の水の混入は有ったものの、泥も入って無ければゲンゴロウブナの一匹すらも見当たらない。
勿論カッパの親子が鉄火巻き巻いてたりもしてない。
あら、意外と何とも無い。

念の為、クラッチから腰下まで全部分解したのだけど、若干の水の浸入だけで意外な程にエンジンは何とも無かったのだ。
完全に沈没したと言う訳に意外と何とも無かった。

が、しかし。
それはやっぱりタマタマなんだろうと思う。
タマタマ上手い事被害は少なかったんだろうと思う。
どうタマタマだったのかは、何とも言えない所なのだけど。

結果的に、家が浸水したのでちょっとバイク所じゃ無いわって事で、洗浄だけ行って再び組み上げたゼファーはそのエンジンをバラした人が引き取る事に成ったのだが、ともかく意外に何とも無くてちょっと驚いたもんだよ。

ダクトテープ

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ご存知ダクトテープ。

マクガイバーならこれとスイスアーミーナイフで世界をも救えるけれど、さすがにそれは民間人には中々難しい。
ティルクの友達でジャッキーの声を持ってるマクガイバーだから出来る事なので、そんじょそこらの人間にコレで核ミサイルをどうにかしろって言われても困っちゃう。
でも、洪水による浸水被害からバイクを守る事は出来る....かも知れない。

貼り付ける箇所は2箇所。
一箇所はエアクリーナーボックスの吸気口。
もう一箇所はエキゾーストテールパイプ、要するに排気口。
この2箇所。
つまり、吸気と排気をテープ貼って塞いでおけば、最悪の事態に見舞われてもワンチャン有る、かも知れないって事だ。
無いかも知れない、電気系の方でイってしまうかも知れない、でももしかしたらワンチャンス掴めるかも知れない。
そんな淡い期待を込めて。

バイクが沈没した際、エンジン内に水が入る経路は3箇所。
吸気、排気、ブリーザー。
通常はこの3箇所。
プラグ抜いてたり、オイルキャップ外してたら別だけど。

ブリーザーはクランクケース内の圧力を逃がすのがその用途。
今時は大気開放してる人はそうそう居ないだろうけど、もしホースの出口がブラブラしてたらそこから水は入る。
ワンウェイのチェックバルブを挟んで、エアクリーナーボックスにちゃんと繋いでおけば安心かな。
でも最近のバイクは何かややこしいので、あんまり余計な事はしない方が良いかも知れない。
R1にしろZZR1400にしろ、最近のブリーザーは何がどうなってんだか良く解らなくなってるから。

エキゾーストは当たり前だけどシリンダーヘッドへ繋がってる。
でも、上に書いたゼファーのように横倒しに成って沈没するとヘッドまで浸水する可能性は有るけれど、立ってたらかなり耐えれるはず。
純正マフラーは内部がややこしくて水が入りにくいので、サイレンサーの出口よりもちょっと上くらいの水位なら耐えれる....かも。
少なくとも純正ならエキパイを遡ってシリンダーへドッバドバ入って行くのは防げそう。
社外品のストレート構造のサイレンサーはちょっと望めないかも知れないけど。

でもダクトテープをしっかり貼っておけば大丈夫。
かも知れない。
ダメかも知れないけれど、沈没の可能性が有るなら貼っておいたらワンチャン有るかも知れない。
少なくとも流入する速度を抑えれたら、勢い良くシリンダー内に水が入っていく事は防げる。
かもね。

そしてエアクリーナーボックス。
ダウンドラフトならタンクが有る部分、ホリゾンタルならシート下が吸気口。
普通は水なんて入らない。
吸気口から水が入る位の水位に成ったら、多分バイクがどうこう言ってるレベルじゃ無いだろうしね。
でも、バイクが倒れたら一番ヤバい部分。
上記のゼファーのように、水の流れで横倒しになったらかなりヤバイ。

構造上、テープを貼り難い形な場合も有るけれど、もし沈没の可能性があるならここは頑張って貼り付けていたい。
ダウンドラフトはちょっと大変だけど、ホリゾンタルならシート、もしくはサイドカバーを外したら大体は見えるので比較的やりやすい、と思う。

ファンネルの人は、直接テープを貼っておこう。
フィルターむき出しの人は....ごめん、ちょっと無理だ。
外してテープ貼っておくしか無さそうだ。

実際にそんなの意味が有るのかは解らない。
それに、オイルフィラーキャップをちゃんと締めてたら、少なくともブリーザーまでは浸かっても大丈夫なので意外と大丈夫だったりもする。
仮にマフラーにウナギが住まうレベルの水が入っても、燃焼室にまで達しなければまぁ最悪の結果は免れるのだから。
ガソリンタンクの上くらいまで水位が上がったら、それは流石にスマンかったと言わざるを得ないけれども。
バイクは諦めて避難してくれとしか。

水没するとベアリングは交換が必要かも知れないけれど、例えばセローならキャブが水没する水深までは耐えれるので、少々の洪水は意外と大丈夫だったりする。
昔のクランクケースにブリーザーが有った時代はちょい弱いけれど、5MPはカムスプロケットの横にブリーザーが出てるので水没にはかなり強い。

だからわざわざテープなんて貼らなくても関係無いかも知れない。
そして、仮に貼ってても水没したら結局やっぱり一緒なのかも知れない。
電気系でイってしまう可能性も有るし。

でも、テープ一つでワンチャン生まれる可能性も無いとは言い切れないので、ここ最近の雨模様で水没が心配な方はダクトテーピングしておくのも悪く無いかも知れない。
テープを貼るだけの事。
危機が去ったらささっと剥がして、パーツクリーナーで拭いて置けば済むだけの事。
これでワンチャン生まれる、かも知れないのだからやっておいて損は無い。
効果の程は、知らないけどね。

あ、何時までも貼ってたらきっと後悔するので、用事が無くなったらさっさと剥がしてクリーナーで綺麗に拭きとっておこう。

上記したゼファー750の人は、今は違うバイクに乗ってるんだけど、その人はちょっとでもヤバそうだったらサイレンサーエンドにダクトテープを貼ってるのだとか。
吸気はちょっと無理なのでやって無いそうだけど。

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こりゃ無理。
水が押し迫ってる最中にこんなのしてらんない。

あれから数年。
幸いにもダクトテープが役に立つような沈没事件には見舞われてない。
今後とも、そんな自体に見舞われない事を祈るばかりだね。
仮にバイクは助かっても、浸水した時点でもう大変だから。

ん、まぁウチも余所の事をあーだの言える程に安全でも無かったりもするんだけどね。
正直、ウチもまぁまぁヤバい。
セローとシートカウルからサイレンサーが出てるR1は大丈夫だろうけど、ZZRは貼っておいた方が良いかも知れない。
ダクトテープにワンチャン賭けてみるのも悪く無いかも。

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