怪人牛乳雑巾パート2

仲本君は今日もバイクに乗る。
高校卒業と共にバイクの免許を取り、バイトに明け暮れようやく買った250ccのスポーツバイクに今日も乗る。
寒い日も、暑い日も、彼女の荒井さんと初めてチューした日も、その荒井さんと別れた日も、そして新たな彼女の高木さんに出会った日も。
雪はちょっとアレだけど、この梅雨時の大雨の中だって全然平気にバイクに乗る。

来る日も来る日もバイクに乗る。
仲本君は今日も明日もバイクに乗る。
高校卒業と共にバイクの免許を取り、バイトに明け暮れようやく買った相棒に、今日も明日も明後日も、仲本君はバイクに乗る。

梅雨の晴れ間の有る蒸し暑い日。
仲本君は、まだ付き合ってまもない高木さんの元へとバイクを走らせた。
高木さんのバイトする碇屋スーパーへと、パラ2サウンドを響かせながら相棒を走らせた。

「や、やぁ高木さん」

ヘルメットを脱ぎながら、手を振りながら、バイトを終えたばかりの高木さんの元へと駆け寄る仲本君。
すると、今にも零れそうな大きな瞳で仲本君の顔をじーっと見つめながら、高木さんは言った。
仲本君の顔を覗き込みながら、言った。

「ねぇ仲本、手、雑巾臭いよ」

私がここ最近、回帰しようかなって考えてるのがイエローコーン。

以前はここのグローブが好きだったんだけど、一時縫製の外れ品に連続で見舞われた為に疎遠に成って今に至る。

買ったその日、って言うかレジ横だったので返品交換して貰ったのだけど、交換して貰った奴も今にも解けそうな感じで。
大手用品店で買ったから本物、の筈なんだけどね。
その後、別の大手量販店で買おうとした奴も同じように解けてたので、それ以来スマンかったなって事で。

でも、この無駄にゴツゴツした感じは、やっぱり用事も無いのに心は惹かれたりする訳で。
やっぱイエローコーンはハヤブサやZZRには相性はばつぐんだ。
R1にはもうちょいレーシーなのを使いたいけれども。

その昔、バイク用のグローブと言えば牛革製のレーシンググローブ、もしくはそれっぽい赤や白のグローブばっかりしてたのだけど、何時の頃からかこんな感じのグローブが多くを占めて居る。
ショートの丈で、なんかプロテクターがゴツゴツしてて、メッシュだったりとか。
そんな感じ。
R1はもうちょいレーシーなグローブだけど。

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ちなみに↑
何故だか薬指と小指が合体してるんだけど、使ったみたら意外と悪く無いらしい。
まぁ、ぶっちゃけ、別に繋がってる必要なんて何も無いんだけどね。

通常、レバーを1本で握ろうと2本で握ろうと3本で握ろうと、薬指と小指が別の動きをする事は無い。
薬指はレバーで小指はグリップとか、小指はレバーで薬指はグリップなんて乗り方はしない。
だから薬指と小指が合体してても何ら不便は無い。
逆に、正しいレバー操作が出来る、と考えられるかも。
でもまぁ、全くもってわざわざ繋がってくれてる必要なんて何も無いんだけどね。
私は別に常に何かと繋がっていたい!ってタイプじゃないから。

バイク用グローブに良く使われる素材

PU ポリウレタン
アマーラ クラリーノ(アウトドア用スエード)
ゴート ヤギ革
シープ ひつじ革
カンガルー カンガルー革
カーフ 生後6ヶ月以内の仔牛の革
ステアハイド 生後2年以上経った雄牛
カウハイド 生後2年以上経った雌牛

グローブに使うレザーと合成レザーは概ねこれくらい。
メッシュグローブのナイロンやポリエステル素材は、ちょっと把握しきれないので割愛。

最高級はやっぱりカンガルーかな。
パトリックやスピングルムーブのレザースニーカーでもお馴染みのカンガルーレザー。
レーシングスーツでは主流と言える素材で、同じくレーシンググローブでも主流はやっぱコレ。
難点はちょい高い事。
同じブランドの同じようなグローブでは、ゴート=ヤギ革に比べて1~2万円程お高く成っておりますな事も。

だが、軽く、柔らかく、そして強いと、そのバランスを考えたらやっぱカンガルーなのかな、って思う。
ちょい高いけど。

一方、その対極に有るのが合成皮革。
工場でバンバン作れるので値段は安く、サイズも規格に沿ってるので使い易い。
ただ、メジャーメーカーではあんまりメインの素材としては手を出してないのが実際。
可動部分とかアッパーの一部に使う事は有っても、合皮100%のライディング用グローブは意外と少ない。
メジャーなところではイエローコーンかコミネちゃんくらいかな。
ラフ&ロードでもライディンググローブとしては作ってなかったと思う。
アルパインスターズを始め、オフロード用なら多くのブランドで合皮のグローブを作ってるけれど、ロード用はあまり作ってない。
探せば作ってる所もそりゃ有るんだろうけどさ。

難点は、そりゃ勿論弱いって事。
メジャーメーカーがあまり手を出してない理由はまさにそれ。
軍手よりはマシ、素手よりは遥かにマシなのだろうけど、60km/hで手を地面に着いたら、きっと後悔するハメに成ると思う。
ズルズルですわ、もうズルズル。

人間、転ぶときは反射的に手が出る、と良く言われる。
それがバイクで転倒した時も同じく出るか、ってか手が出るのに間に合うのかどうかってのは解らないのだけど、十分に有りえると言えば有りえる話。
私の場合、六甲の麓の急な下り坂の一時停止で転んだ時は、何が起こったか解らなかったので手を出す暇なんて一切無かったんだけど。
気付いたら寝転がってたから。
カッチカチに凍結したアスファルトの上で寝転がってたから。

いやぁ、アレは驚いた。
まさか一時停止した際に、丁度フロントタイヤが掛かる部分だけ凍結してたとは思いもよらなかったから。

まぁそんな訳で、上手い具合に手が出るか、或いは本当は出しちゃダメなのに出てしまうのかってのは解らないのだけど、アスファルトを走るなら、もしもの際にもやっぱりグローブは革が良いとは思う。
カンガルーとは言わないまでも、ゴートやシープでも構わないのでやっぱり革が良いのではと。

ただ、急な雨に遭い易いこの時期に革のグローブを使うと、これがまた非常に雑巾臭くなってしまう。
しかもこの蒸し暑い時期に、グズグズに濡れて湿ったグローブを、グズグズに濡れて湿ったヘルメットに入れてたりしたらもう最悪。
怪人牛乳雑巾の悲劇が再び。

グローブはちゃんと干しておこう。
ハンガーに吊るさないまでも、ヘルメットの上に置いておこう。
それでも遥かにマシ。
ヘルメットの中に放り込みっぱなしは、特にこれからの時期は止めた方がイイと思うな。
キノコが生えても知らないよ。

ちなみに私は、レザーグローブは薄めた液体洗剤を入れて時々内側を洗ってる。
ちゃんとレザーソープを使うとか、除菌スプレーで済ますとか、色々と手は有るんだろうけど、普通に洗濯用液体洗剤をちょろっとだけ入れて、グローブに水を入れてジャカジャカ振って陰干ししてるだけ。
除菌も出来るアリエールは本当に除菌してくれてるのかどうかは知らないけれど、少なくとも雑巾臭くは成らない。

革は確実に傷んでるんだろうけど、別にバイク用グローブなんて孫の代まで受け継がせるモノじゃ無い消耗品なので、まぁイイんじゃ無いすかね。
謎のコロニーが出来てそうな雑菌まみれの雑巾ハメるよりは遥かに。
って事で。

こんな適当な洗い方をしてるけど、意外とどうって事も無いので、きっとこの先もこんな適当な洗い方をするんだろうと思う。
そろそろ買い換える予定のなんかやたらゴツゴツしたレザーグローブもまた。
カンガルーレザーの高級レーシンググローブは止めておいた方が良さそうだけどね。
パリパリに成ったらえらい事だから。

でも、そう考えたら、コミネちゃんの合皮グローブは、ネットに入れたら洗濯機に放り込めるので、合皮は合皮で良い面も有るんだと思う。
特に自転車なら合皮がベストだと思うな。
自転車の速度なら十分に耐えれるだろうしね。
革はヌルヌルしてくるからちょっとこの時期は遠慮したい。
自転車にはやっぱ合皮が良さそうだ。
ZZRではちょっと遠慮しとくけど。

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