Q2に上がれるかが重要だ

MotoGPにおいて、最も重要なのはそれは勿論決勝の結果。
そりゃそうだ。

でも、決勝レースの結果はちょっとしたトラブルやちょっとした不運で大きく左右される。
ヘレスでのマルケスのように、圧倒的な強さを持ってても何が起こるかなんて解らない。
転倒リタイヤは勿論、ジャンプスタートやその他の違反によってピットストップやロングラップが課せられたり。
ほんのちょっとした事で状況と結果は大きく変わるのだから。

 

だがQ2争いに関しては話はちょっと異なる。
ご存知のように、金曜日のFP1~土曜日午前のFP3までの、45分間x3つのプラクティスでのタイムを競う。
実際には、少なからずの場合FP3の最後1分で決まるのだけど、それでも合計2時間ちょいくらいの時間が有るので、ちょっとくらいのミスはどうにかカバー出来なくも無い。
少なくとも、FP1序盤でコースアウトしたからと、それでどうこうって話でも無い。
FP3の終盤でのクラッシュは取り返しつかないけれど、FP1やFP2なら怪我さえしなきゃ影響は少ない。

FP1~FP3で上位10人が選ばれ、さらにそれ以外のライダー達で競うQ1の上位2名を合わせた、合計12名がQ2に進出するルール。
Q2進出には幾つものチャンスが有るのだ。
でも逆に言えば、その時々のほんの小さな運に左右されず、本当に強いライダーと強いマシンが勝ち上がるって事だ。
決勝レースに関しては何が起こるかは解らない面も有るけれど、プラクティスに関しては起こりえる範囲内でしか事は起こらないのだから。

決勝はほんのちょっとの運で大きく左右される。
15分しかないポールポジション争いも、ほんのちょっとクリアラップが取れるか取れなかったかで順位に大きな影響が出る。
でもQ2争いに関してはそうでは無いので、ここを見ればチームの強さが見えて来る、かも知れない。
少なくとも、Q2進出が無理なチームやライダーは、決勝でどうこうするってのはちょっと難しいかなって。
ドヴィさんとリンスを除いて。
あの二人はちょっと異質だから。

 

 HONDAYAMAHASUZUKIDUCATIKTMAPRILIA
ヘレス2/44/42/23/61/40/2
アンダルシア1/44/41/23/63/40/2

チーム毎のQ2進出数。
DUCATIは6台、ホンダヤマハKTMは4台、スズキとアプリリアは2台ずつと、出走してる数に違いが有るので一概に頭数で比べて意味は無いかも知れないけれど、ともかくこれが2戦目を迎えた2020年MotoGPクラスのQ2進出争いのリザルト。

 

ポイントリーダーのヤマハは、4台中4台とも2つのレースでQ2進出と安定の仕上がり。
エンジンは不安定だけど成績は安定してる。

ドゥカティはバグナイアとジャック・ミラーが上げ上げ。
ドビさんのモチベーションと、ザルコの適応次第でもうちょい上げれそうか。
ペトルッチはどうだろう。
ラバトは....

ホンダはマルケスとクラッチローの怪我で仕方無いか。
Moto2でもスロースターターだったアレックスは、MotoGPでもやっぱりスロースターターっぽいので、アレックスがもうちょい上がって来るまでは我らが中上君に大いに期待しよう。

スズキはリンスが怪我してるが、ミルが凄く地味だけど確実に結果を残してる。
地味だけど。

KTMはとても派手なポルを筆頭に、ルーキーのビンダーや次期ファクトリー入りが決定してるオリベイラが結果を残し、そして意外とイケるレクオナももうちょいでQ2に入れそうなくらいまで走れてる。
レクオナ、意外とイケる男。
Q2入りもそう遠くは無いかもね。

一方....

何時もは怒ってるアシュラマンか笑ってるアシュラマンのどっちかだけど、この成績の前には賢者モードのアシュラマンみたいな顔に成るのも仕方無いか。
もはや事後。
お母さんがパートから帰ってくる前に色々片付けなきゃって心配に成るレベルだ。

 

今年は違うよ!

と、スコット・レディングがグチグチとアプリリアの悪口をボヤいてたように毎年言ってる気がするけれど、今回こそは本当にエンジン形式まで変えてオールニューマシンに成ったアプリリア。
でも結果は中々に手厳しい。
見た目は相変わらずやっぱり抜群に素晴らしいけれど、肝心の結果は今のところは大して変わってない。
現実は厳しい。

 

https://www.crash.net/motogp/news/940691/1/aleix-aprilia-cannot-do-riding-style

シャーシは最高だ、でもともかくエンジンパワーが足りない。
だからコーナリングスピードを上げようと頑張ったらコケちゃった。
との事。

ずっと言ってるけれど、エンジンパワーが足りないそうで。
エンジンパワーを引き上げたら、今度はシャーシがダメだと言いそうな気もするんだけど、ともかく現状はエンジンだ。
と、エスパルお兄ちゃんは、他にも色々言いたいだろうけど無理やりテンション上げてそう言ってるので、アプリリアには是非とも頑張ってほしい。

 

開幕前に息巻いてた表彰台争いの前に、まずはQ2に進出する事。
それが第一の目標だ。
がんばれアプリリア。
見た目だけならチャンピンマシンなのだから。
お兄ちゃんの笑顔が弾ける日が早くやって来る事を祈りたいな。
毎レース笑顔のアシュラマンに成れる日がやって来る事を。

MOTOR CYCLE

Posted by TOMMY