カタルーニヤGP チェーンリアクション事件の真相

カタルーニヤGP。
スタート直後の2コーナーで起こったザルコとドヴィさんの接触によるクラッシュ事件。
その瞬間の写真が公開されている。

 

https://www.speedweek.com/motogp/bilder/3657/Sturz-von-Zarco-und-Dovizioso-im-Catalunya-GP.html

 

咄嗟にフロントを上げて、ザルコスライディングアタックを小ジャンプ回避出来れば良かったのだけど、バリバリ伝説でもちょっと難しい芸当なので現実に行うのは無理な話だ。
いくら世界2位の男でも、これはどうしようもない。

ザルコの転倒の直前がこちら。
リンスはやっぱやたらとインを走ってるとか、アレックスに先行を許してる中上君はもうちょっとスタートが改善するようホンダには頑張って欲しいなとか、ビニャーレスはなんでそんな所でウロウロしてるんだ?とか、色々と発見が多い写真だけど、注目はポル。
ロッシさんのちょい後ろ、リンスのアウト側に位置するポル。
どうやら、今回のチェーンリアクション=連鎖反応の発火点はこのポルポルさんにあるみたい。

やたらと四六時中ポッポポッポ燃え盛ってるポルと、あちこちで火を着けるペトルッチがここで接触する。
火力と着火能力の強い2名がエンカウントし、結果ペトルッチがバランスを崩して失速。
これが事の発端。
チェーンリアクションの発端。
このエンカウントの原因はどっちに有るのか、どっちにも無いのかは解らない。
でも、きっと責任なんてどっちにも無いんだろうと思う。

 

その失速したペトルッチに、ジェントルな立ち居振る舞いでこれまたあちこちに火を着けるザルコが衝突。
チェコで火を着け、オーストリアで大災害を起こし、そしてここでもまた自らが火達磨に成る結果に。

そのとばっちりをモロに受けたのがドヴィさん。
ザルコスライディングアタックを食らい、成すすべなく秒速でレースは終わってプラトーン。

嗚呼、絶望のプラトーン!

 

ほぼ全ての状況で自身に非は無いのに、やたら良く巻き込まれるドヴィさん。
当時チームメイトのイアンノーネに最終ラップの最終コーナーでフレンドリファイヤを受けて優勝のチャンスを台無しにされ、奇しくも同じ昨年のカタルーニヤでは大量破壊兵器セレブ・リゾートによる大規模爆撃を受けたのも記憶に新しい。

もうわちゃわちゃ。
はかいりょくは、ばつぐんだ。

 

ペドロさんと並ぶ巻き込まれっぷりだけど、ペドロさんとは違うのはドヴィさん自身は他を巻き込む事はほぼ無いって事。
良くやられてるけれど、意外とちょこちょとやらかしてるペドロさんとはちょっと違う。
生粋の巻き込まれ専門。

そんな巻き込まれ職人のドヴィさんが、今回も最大の犠牲者と成った形。
チャンピオンシップ1位で挑んだ人間には、この被害は余りに大きすぎる。
プラトーンも止むを得ない。

 

勿論こんなの誰が悪い訳では無い。
ポルやペトルッチが悪い訳でも無いし、直接ドヴィさんを撃墜したザルコが悪い訳でも無い。
どうしようもないアクシデントなのだから。

ただ言えるのは、やっぱ予選17番手ってのが悪かったんだろうと、ただそれだけ。
予選17番手から2コーナーで10番手くらいまで上がって来てるのは凄いスタートダッシュだけど、せめて2列目スタートだったらこの悲劇に巻き込まれる事も無かったんだろうなと、ただそれだけが残念だ。

 

次からの巻き返しに期待したい。
メンタルが折れてないのならば。

MOTOR CYCLE

Posted by TOMMY