LCRの行く道は？
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爺ぃって、なんでチョッキ着てんだろうな？
と、ウチのガレージに良く入り浸ってる爺ぃがそんな事を言っていた。
同じ爺ぃとして、あのベージュのチョッキが解せないらしい。
この爺さんとの付き合いは、またバージョンＲの方にでも転載して蒸し返しておこうかと思うけれども、一応簡単に書いておけば、カワサキのエストレアに乗るアニメ好きの爺さんだ。
簡単に書いたら訳解らないけど、ともかくそんな爺さん。
風呂入りながらイカ娘の歌を歌い、同居してる息子の嫁に心配される困った爺さんだ。
ともかくそんな爺さんが言っている。
爺ぃって、なんでベージュのチョッキ着てんだ？って。
疑問なら、老人会でも行くか、公園でグランドゴルフしてる爺さんに混じって聞けばイイじゃ無いかって言ってるんだけど、年寄りと辛気臭い付き合いする気は無いので、家でガンダムのＤＶＤでも見てた方が余程マシだとの事。
ちなみに、ガンダムを去年から見てるらしいが、途中で迷子になって何処まで見たか解らなくなるので、結局また最初から見直してるみたい。
解らなくなったら最初から見直せ！
とのアドバイスを素直に聞いて、折角テキサスコロニーの辺りまで進んだのにまた戻るハメに。
まぁ頑張ってくれよと思う。
ZもZZも逆襲のシャアもまだ未見だけど。
そのうちユニコーンまで追いつくさ。
多分そのうち。
どうだろう？
ともかく、爺さんのチョッキ。
きっと、爺さん向けのファッション誌が、或いは爺さん界のファッションリーダー的な人が居るんだと思う。
この夏はコーナンのチョッキだ！
とか、入れ歯ガタガタ言わせながらそんな事を力説する人がきっと。
そんなチョッキとは、本当に何も関係無いLCRホンダの話。
ルーチョ・チェッキネロ・レーシングの略で有る、LCRの話。
チームオーナーはイタリア人の元GPライダー＝ルーチョ・チェッキネロ。
彼がGP125に参戦していた1996年、自ら結成したのがその起源。
ルーチョ・チェッキネロ自体は、正直GPのトップライダーとは言いがたい。
GP125に特化したライダーで有り、そのクラスにおいては優勝した事も有ったが、タイトル取った所かタイトル争いの有力ライダーと言う立ち位置では無い。
勿論シュワンツ、レイニー、ドゥーハン等のその時代のレジェンドライダーとは、見劣りするのは正直な見方だろう。
だが、自身の運営するチームの参戦ライダーについては中々の顔ぶれ。
上田昇、ケーシー・ストーナー、 アレックス・デ・アンジェリス、ランディ・ド・プニエ等
顔ぶれは中々にゴージャス。
軽量級クラスで活躍したチームだが、お馴染みなのはMotoGPクラス参戦から始まるLCRホンダ。
ケーシーストーナーから始まり、ランディ・ド・プニエ、ステファン・ブラドル、そして現在はカル・クラッチローが乗る。
だから今や、LCRと言えばホンダ。
ホンダサテライトと言えばLCR。
その関係に変化が現れそうに成っているのが、LCRが来期はスズキを使うのでは無いか？って話。
クラッチローごと、LCRスズキとして来期は戦うのではないか？との話。
基本的なチーム構成として、各メーカー共にファクトリー2台+サテライト2台の計4台体制で参戦する事を求められている。
基本的に。
つまり運営側の理想では
ホンダ、ヤマハ、ドゥカティ、スズキ、アプリリア、KTMの6メーカーがそれぞれファクトリーとサテライトの2+2で4台＝合計24台。
これが理想だと。
だが現実的に初参戦のKTMがサテライトチームを出せる筈も無く、タダでさえポンコツのアプリリアでさらに遅いだろうサテライトなんて需要は無い。
ヤマハはテック3以外に増やす気は無いので、必然的にホンダとドゥカティが今まで同様に2台以上にサテライトマシンの台数増やすか、スズキが新たにサテライトマシンを提供するしか道は無い。
信憑性についてはいまいち解りかねる所なのだけども、このスズキとLCRの動向が、残り僅かと成った来期のMotoGPの空きシート争いに大きな影響を及ぼす事と成る。
つまり、Moto2昇格組のアレックス・リンス、ヨハン・ザルコ、そして未だに来期が決まってないアレイシ・エスパルガロ。
この3名の動向が大きく変わってくるのだ。
現状の空きはヤマハサテライトのテック3が一つ、スズキファクトリーが一つ。
この二つのシートを3人が争っている状況。
LCRが2台目のマシンを出してシートが3つに成るかどうかは、この3人の動向に大きな影響を及ぼすのだ。
スズキはサテライトを出す事を、そしてLCRはスズキを選択するか？
ザルコは？リンスは？エスパル兄ちゃんは？
そして爺さんは無事にガンダムを見終えることが出来るのか？
さて結果の程は如何に。
では私は、途中で全く解らなく成ったデュラララ!!を最初から見直そうかと思う。
全く、ダヴィンチコード以上に本当に全く何やってんだか解らなく成ったので最初から。
でもこれだけは言えそうだ。
きっとまた、誰が誰で何がどうなってんだか解らなくなるんだろうなぁって。