ポルトガルは飛べる
MotoGPの最終戦に突然組み込まれたポルトガル。
サーキットはポルティマン。
ポルトガルGPと言えば、2011年を最後にここ最近はご無沙汰なのだけど、通常はエストリルで行われてた。
SBKがポルティマン、MotoGPがエストリルと住み分けされてたのだけど、今回はMotoGPはポルティマン、SBKはポルティマンとエストリルの2ラウンド行われる。
そんなポルティマンでのロッシさんのコメント。
ポルティマンは美しい、怖い、めっちゃ飛ぶ
今回のテストでは、MotoGPマシンを走らせれるのは、レギュラーライダーではアプリリアだけ。
ホンダもヤマハもドゥカティもスズキもKTMも全て市販車。
KTMはRC8じゃアレなので、ヤマハをメインにポルだけがホンダに乗るって、アナウンスがちょっとした話題に成ってる。
流石にトリコロールカラーには乗らないけれど、初のホンダライディングが実現するかもね、ってのがちょっとした話題に成ってた。
乗るのはCBR1000RR-Rだけど。
R1-MやCBR1000RR-Rなんて、常人には限界の片鱗すら窺い知れないとんでもなく速いバイクなのだけど、GPライダーに取っては何て事の無いバイクな訳で。
ラッタッターとは言わないけれど、彼らに取っては別にどうのこうのってバイクでは無い。
それでも、制御の問題も有るのかどうなのか、ラップタイム計測用のトランスポンダーも付けずにちょろっと流しただけで、皆様ぽんぽんフロントが浮いてる状態。
ここをSBKよりも遥かに凶悪なMotoGPマシンでタイムアタックしたら、BSBのCadwell Parkみたいに本当に飛んでしまいかねない、そんな恐れももしかしたら。
ひたすらに、上って下ってを繰り返し、ブラインドコーナーも多い難コース。
ラグナセカ消滅以降、ハチャメチャなコースは無くなったMotoGP。
おてんばサーキットには不慣れなヤングライダーは苦労するかも知れない。
でも、この最終戦はマルク・マルケスが復活してる筈なので、やっぱマルケスかなぁって、そう思う。
結局は、やっぱそれ。