極端なセッティングは止めた方が良い

長くバイクに乗ってると、ディメンションって言葉を一度くらいは見聞きした事が有ると思う。
知人友人、或いは雑誌等のメディアから。

ディメンション=dimension
寸法や範囲、程度なんかを意味する言葉。
バイクに関するのは、概ね寸法の事を指す。
次元って意味も有るけれど、まぁバイクではそうそう使わないと思うな。
この辺り→Google画像検索のバイクにお乗りなら、Four dimensionなんて言葉を日常的に使うかもしれないけれど、まぁかなりのレアケースだから考えに入れない事にしておく。

バイクは四輪車と違って、足回りに手を入れる箇所は思いの外少ない。
手を入れれる部分は、ノーマルならほぼフォークなら突き出し量くらい。
社外リアショックへ入れ替え、もしくはリンケージ交換したらリアの高さの調整。
まぁ概ねこの辺り。
ドゥカティならストックのままでキャスター角が調整出来るモノも有るけれど、国産の市販車では多分無い。
そこそこなコストを掛けたら他のバイクでも可能だけど、それはそれで中々大変な話だ。
RC213V-Sは....出来たっけ?
残念ながら周囲にそんなの乗ってる人は居ない為、分解した事無いので知らない。
分解したら凄く怒られそうだけど。

したがって、一般的に触るのは、というか触れるのは車高と姿勢の変化くらい。
概ねがコレ。
ちょっとした調整。
それとてフォークの突き出し以外は中々難しかったりするんだけど。

車高、ちょっとした前後の姿勢ってとても重要。
解る人には数mmの差が大きな違いとして体感出来るかも知れないが、余程マグロな人でも数cmも変われば大きな違いとして体感出来ると思う。
通常、そうそう大きな姿勢変化なんてさせないと思うけれど、ゼファーやGPZ900Rなんかに乗ってた人ならきっと経験有る人も少なくないと思う。
ついついやっちゃうアレ、エキセン逆付けの経験の有る方も少なくないかと。

一種の通過儀礼って奴なんだろうね。
ゼファーやGPZ900Rなんかに乗ってる人に取っての通過儀礼。
多くの人が通る道。

実際、ほんの数cmの事だけど見た目が抜群に格好良く成る。
ノーマルの、ちょい下がり気味なお尻がキュっと上がって本当にスタイリッシュに成る。
ほんの数cmで随分印象が変わるもんだよ。
でも、乗ってみたら見た目云々以前に、このほんの数cmが大きな差として、一つ目のコーナーで実感させられるだろう。
そして次の瞬間きっと思うだろう。
ああ、こりゃアカンわ、やっぱ元に戻そうと。
やっぱりノーマルは上手い事考えて作ってるもんだねと。

ほんの数cmが大きな差として現れるディメンションの話。
でも中には、10cm単位でリアが上がってるバイクも有ったりする。
常にフルブレーキングしてるかのような姿勢のバイク。
街中で見かける事はまず無いけれど、海外のストリートファイター系カスタムでは時折見られるスタイル。
GSX-R1000のカウルを外して、ヘンテコなライト付けて、シートレールをヒン曲げて、ヒン曲がったシートカウル付けて、リアの車高をガツンと上げて...みたいな。
リアを無理やり上げてるのでスイングアームの垂れ角が凄い事に成ってたりして。
一体、どこまで尻を上げたいんだと。

アレでまともに走るのかなぁ、とか思ったりもするんだけど、まぁきっとまともには走らないんだろうなと、普通に思ったりする。
どう考えてもノーマルより乗り易く成る事は無いとは思う。
多分ね。
乗った事無いから知らない。
そもそも足首を捻挫したみたいな車は稀に見る事は有るけれど、尻を極端に上げたバイクは実際に見た事は無いんだけれども。
まぁバイクはねぇ、シート高を上げるのは何かとねぇ、体格の問題ってのがねぇ、日本人の場合はねぇ.....

ただ、時折えらく極端なセッティングを好む人が居るものまた確かな事。
20cmも尻を上げたバイクは見かけないけれど、えらく極端なセッティングをする人も時に居る。
モトクロッサーの場合でも、通常はサグを出してダンパーをちょこちょこ調整する程度だだろうけど、そんなの関係無いぜとばかりにスプリングをカッチカチに締めこんだり、フォークを限界まで突き出してみたりと、なんか変わった事してる人が時折居る。
居る、と言うか居た。
跨っても殆ど沈まないの。
君、カッチカチやなぁって人が。
本人はそれが乗り易いと言ってるんだけど、それはどうなんすかねぇって私は思う。
まぁ自分の好きなセッティングで乗ればそれで結構なんだけど、とは言うもののだ。

何せよ、ノーマル状態が最大公約数なので、それにプラスマイナスする程度に留めておくのが良いかと思う。
あんまり極端なセッティングってのは、ロクな事は無いので止めておいた方が良さそうだ。
まぁ当たり前な話なんだけど

でもどう言う心理が働いてるのか、特に何も働いて無いのか?
時折かなり極端なセッティングで勝負する人が居るもんだよ。
先日、出会ったのもそんな光景。
正しくは、かなり攻めまくったセッティングでパワー勝負した痕跡、戦跡。

いやぁ、驚いた。
パワーMAXって始めてみた気がする。
高圧洗浄機に匹敵する凄いパワーにセッティングされたシャワートイレとショッピングモールで出会い、危うく尻に穴が空くところだったよ。

そもそも、ここのシャワートイレは最弱でもかなりの水圧を誇る機種。
私のデリケートな尻感覚では最弱でもちょいキツ目。
昔のスズキの純正リアショックみたいに、最弱のさらに下が欲しいと思うレベルで。
ヤマハはそうでも無かったけれど、私の体重じゃスズキのバネは硬かったんだ。

そんなただでさえパワフルなジャジャ馬シャワートイレ。
その荒ぶるジャジャ馬と最強セッティングで勝負する前のこの便座のオーナーは、一体どれだけアグレッシブな生き方してるんだろう。
どれだけストロングスタイルな生き方してるんだろう。
ってか、どれだけこびり付いてるんだろう。
私は思う。
単に悪戯しただけな可能性も排除出来ないけれどもね。

この攻めまくったセッティングを前に、私はそんな事を考えたか考えて無いかともかく、静かに最弱にリセッティングするのだった。
いやぁ、無造作にボタン押さなくて良かった。
意外とデリケートな人間なので、マーライオンみたいに口から出そうな高圧洗浄は遠慮させて貰うわ。

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