ルカ・マリーニ MotoGPクラスへ昇格

 

ロッシ弟、ルカ・マリーニがMotoGPクラスへ昇格する事が決定。
チームはエスポンソラマ・レーシング。
スカイ・レーシング・チーム・VR46と合体して、エスポンソラマ・スカイ・レーシング・チーム・VR46って名前に成るのかな。
ともかく、要するにアヴィンティアへ加入する事が決定。

チームメイトはエネア・バスティアニーニ。
今期のMoto2クラス、ランキング2位と3位がタッグを組む形。
ちなみにランキング1位はサム・ロウズ。

以前、よりにもよってアプリリアに入って、散々に苦労させられた挙句にたった1シーズンでMoto2へと返品されたサム君。
当時の破壊の限りを尽くした破壊神っぷりはすっかり....とは言わないまでも圧倒的に少なくなり、エミリア・ロマーニャ以降の5戦で連続表彰台を獲得。
フランス、アラゴン、テルエルで3勝を挙げて現在ランキングトップ。

レディングからそびえるクソ呼ばわりされたあの当時とは違い、圧倒的にレベルアップしたバイクがラインナップされてる現在。
もう一回上がって欲しい気はするけれど、ザルコと同い年の30歳ライダーには難しい現実か。

 

それはともかくエスポンソラマ・レーシング。
現在のラインナップはザルコとラバト。
ザルコはドゥカティチーム入りは叶わなかったもののプラマックへと移籍。
来期はファクトリースペックの最新マシンを入手する。
ドゥカティ加入1年目に関わらず、頑張って結果を残した甲斐が有った。

そしてラバト。
今期は、ってか今期も苦戦に次ぐ苦戦。
代役参戦のブラドルとスミス氏の三つ巴の戦いをテレビに映らない所で繰り広げ、現在のラインナップはフル参戦ライダーの中では絶望の最下位。
これでザルコが居なければ、1年前の中古バイクがあかんのや、との言い訳も成り立つが、ポールにファステストに表彰台にと、時々撃墜する事も有るけれどそれでも大きな結果を残してるザルコの存在が全てを叩き壊す。

成績はともかく、常に資金繰りに悩むアヴィンティアの財政面では大きな力と成ってたラバトだが、VR46の合流が決まってその役目すらもお役ご免。
当時、Moto2最強と呼ばれた王者は、契約を1年残したままGPから去る事に。

 

行き先はSBK。
恐らくはBarni Racingじゃ無いか、って言われてる。
ここはSBKにおけるドゥカティのナンバー2チーム。
MotoGPで言う所のプラマックに該当する、ドゥカティと直で繋がるサテライトチーム。
ここに、ファクトリーのシートを失ったデイビスと共に入るんじゃ無いか、とか言われてる。

MotoGPライダーに取ってSBKへ行く事は人によって複雑な心境を抱くと思うけれど、Barni RacingはSBKでも十分に勝てるチームなので、ファクトリーのシートが埋まった現在では厚遇といえる。
十分な結果が残せるチームとマシンで十分な結果を残せばまだまだ先は続くさ。
MotoGP復帰は....まぁアレとしても。

続報が有れば続く。
でも特に無いかも知れない。

 

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy