進化-2

何の業界、何の製品にしても、トップに君臨するブランドが存在する。
別にバッグや靴や腕時計だけではなく、PCのメモリーにも、マイナスドライバーにも、ベルトコンベアにも。
幾つか意見が分かれる場合も有るだろうが、トップブランドが存在する。

何でも一緒と言えば一緒と言えなくも無いが、さりとて一緒とも完全には言い切れないのが、トップブランドとそうでは無いモノとの差。
価格と信頼性と納期とサポートと....
多くの人たちは、それらを勘案して、思案を重ねる事だろう。
ここをご覧の皆様も、きっと頭を悩ませた経験の一つや二つは有るだろう。
どこのブランドのベルトコンベアを使おうかと、そう悩んだ事も一つや二つ。

 

テントにも勿論トップブランドは存在する。
それも、各ステージそれぞれに。

山岳用のテントなら、日本のアライテントやファイントラック、イタリアのフェリーノ等々。
モンベルやノースフェイスなど、どれを選択するかは中々難しい。
意見は分かれる。

山岳用テントは登山には最高のテントだが、バイクツーリングには少々不便な事も有る。
軽く小さいテントはパッキングには優れるが、単にテントを一泊するだけのシェルターとは考えず、キャンプする事それ自体が目的とするなら、もうちょい居住性に優れたテントを選びたい。
そんなキャンピングテントの世界で、日本のトップブランドと言えばやっぱりコレ。

テントはやっぱり小川だね♪

そんなテレビCMをやってるかどうかは知らないけれど、キャンピングテントの世界ではやはり小川がトップブランドだろうと思う。
異論なんて認めやしない。
認めやしないよ。
だからご意見ご鞭ご鞭撻のある人は、お母さんにでもスノーピークの素晴らしさをぶつけてやって欲しい。

 

以前使ってたのはコレ。
小川のアーディン。
随分と昔のモデルで、その後に幾度かモデルチェンジをして、ステイシーへとバトンタッチしてる。
それも随分と前に。

ドームテントなんて大して違いは無いだろ?
そんな時期が私にも有った。
大いに有った。
だって、もう大昔のアーディンでほぼ完成してたからね。
大昔のコットン製三角テントの時代じゃ無いのだから。
ジュラルミンフレームにポリエステルシェルの時代に入ってからは、モデルチェンジしても大差無いだろうと。
何年かしたら、ポリウレタンが加水分解起こしてベッタベタしてくるのも、大差無いだろうさと。

小川のステイシー。
デイトナとのダブルネームバージョン。
ちょいシオシオしてるのは、ロープも張らずにテスト設営しただけだからスマンかったね。

 

フレームがちょっと変わってたりとか。

フライとの接続がバックルだったりとか。

なんか、色々と進化してる。
知らない所で変わってるもんだね。
バックルに成ったからと、だからどうと言う事も無いんだけど。

 

スペック
本体サイズ:幅260×奥行220×高さ130cm
インナーサイズ:幅150×奥行220×高さ120cm
収納サイズ:幅52×奥行19×高さ19cm
重量:3.9kg
最大定員:3人

3人と言っても、何の荷物も無い人間が川の字に成れば寝れる、って状態なので、限界2人、快適に使うなら1人がベスト。
流石に3人はキツ過ぎるわ。
スーパーで売ってるサンマのパックみたいにギッチギチに成っちゃう。

一人なら、この通りコットも置けるので、とても快適なキャンプが出来る。
頑張ればコット2台置けるだろうけど、奥側の人は出れなくなってしまうので、やっぱりソロで使うのが正しそう。

 

結局、最終的にはシームテープの剥がれとポリウレタンコーティングの加水分解の運命からは逃れられないのだろうけど、知らない間に色々と進化してるもんだね。
後は、ベタベタしないように進化してくれたら言う事は無いのだけども。

それにしても思うわ。
やっぱり、パンツとテントは新しいのに限ると。

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MOTOR CYCLE

Posted by tommy