イタリアGP WUP

2022年5月29日

マルク・マルケスが再手術の為、このレース後から今シーズンを棄権する事が発表された。
あちこち問題を抱えてるので、何処の手術かと思ったらやっぱり腕。

 

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あれはかれこれ3年も前の事。
代償は余りにも大きすぎた。
来年こそ完全復活する事を願おう。

目下の問題は、今シーズンの残り、レプソルの空きシートをどう埋めるかって事。
ポル一人、って訳には行かないので、誰かがレプソルカラーで走る必要が有る。
順当に行けばブラドルだけど．．．．

LCRから昇格させるか？
クラッチローを呼ぶか？
或いはラズガットリオグルを無理やり引っこ抜く荒業を披露するか？

昨年度のWSBK、ヤマハファクトリーに久しぶりの栄冠をもたらせたラズカットリオグル。
王者獲得記念のご褒美にと、6月にM1テストライドが約束されてたが、そのテストライド前にRNFチームのアプリリアへの移籍と共に、来年はファクトリー2台だけで行くよとの無情の宣告。
クアルタラロ継続を熱望してるヤマハとしては、モルビデリと契約解除しない限り空きが無い現状。
したがって、ラズガットリオグルが来年MotoGPを走るには、ヤマハ以外への移籍の他に選択肢は無い訳だ。

スマンな、席無いから2023年まで待っとけよ、って無慈悲な記事。
モルビデリの契約解除は無い。
りんちゃんが無い、って言ってるもの。

 

このままラズガットリオグルのMotoGPデビューは潰えるのか？
或いは何もかもひっくり返してモルビデリの契約は1年残したままスマンかったされるか？
それともSBKヤマハファクトリーから他のチームへ移籍してmotoGPデビューを果たすか？

ヤマハとラズガットリオグルの選択は、如何に．．．．
そして、レプソルホンダの選択は．．．．
ロッシがレプソルから走ったら衝撃的なニュースだけど、流石にそれはクラッチローやペトルッチ以上に無理が過ぎるわ。

 

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さて決勝前の大事なセッション、ウォームアップ。
先に行われたMoto3クラスではまだ路面はかなりのお湿り具合だったけれども、続くMoto2クラスの頃にはライン上は概ね乾いた状態に。
完璧とは言えないものの、縁石に乗らない限りはまぁまぁ走れる。
少なくとも昨日の予選よりは全然マシか。

予選と言えば、大きなサプライズがジャイアントニオのポール。
さらには2番手にベッツェッキ、3番手にはルカ・マリーニと、驚きのラインナップ。
3人ともプラクティスから調子は良かったが、特にジャイアントニオはQ1トップの勢いをさらに加速させ、1秒以上も短縮させて嬉しい初ポール。
彼らニューフェイスの台頭が、10年数前とは比べようもない混沌さを加速させる。
ロッシ/ストーナー/ペドロサ～ロレンソ/マルケス時代は、優勝の可能性が有るのは概ね5人程度だったのだけど、今や誰が勝つかなんてサッパリですわ。

 

アプリリアは調子上々。
ビニャーレスは予選を大失敗したが、WUPでは上々の仕上がり。
だが、24番グリッドじゃ、如何ともしがたい。
でもスタート次第ではポイント圏内は十分狙えそう。
それ以上は流石に厳しいか。

 

MotoGPクラスの決勝レースは21時、現地時間の14時から。
あんまり路面温度が上がらない事を祈ろう。