F77~インド生まれの電動バイク

国際連合食糧農業機関(FAO)の統計によると、2018年のお米の消費量は、世界一がバングラディシュの一人当たり484gなのだとか。
1合が約150gなので、一人当たり3合くらい食べてる計算と成る。
全国民高校球児みたいな食いっぷりだ。

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一方、日本は147gと、一日当たり概ね1合。
それが多いと感じるか少ないと感じるか、あるいはそんなものかと感じるのかは、人による。
でも、赤ちゃんからご老人、ダイエットに血眼に成るお姉さんからスモウレスラーまでの平均がそれなので、そう考えたら...多いような、少ないような、やっぱそんなものかなぁって、結局答えは見つからないので、結論は皆様に丸投げしておくわ。

 

統計と言えば、ここは一応バイクブログなのでバイクの事も書いておきたい。
昨年の統計では、日本のバイクの販売台数は41.6万台。
30万台の半ばから、大幅に増やして40万台超えな昨年の事。
もう売れまくりですわ。
とは言えど、当然ながら世界一では無く、インドなんかは1560万台も出荷してるのだから、販売台数は次元が違う。

 

そんなインドさん、最近はこんなバイクを作ってる。

https://www.ultraviolette.com/

フロントフォークのカバーが、ちょい前のZ1000っぽいバイク。
名前はUltraviolette F77
見ての通りの電動だ。

ラジアルマウントキャリパーに、ちょっと凝った作りのスイングアームにと、最近のトレンドはガッツリと盛り込んでいる。
実際、性能としたら、ブレーキなんて普通に横からボルト突っ込むタイプの片押しキャリパーでも、スイングアームなんて角材でもだから何よって話なんだけど、お洒落バイクを作る新興メーカーとしては、その辺の見てくれポイントを外す訳には行かないんだろう。
歴史も無ければブランド力も無い新興メーカーは安いスズキ車みたいな素っ気ないバイクを作る訳には。

公式スペックでは、航続距離が307km、最高速度は150km/hとの事。
モーター出力は30kw。
ハーレーのライブワイヤーは70kwなので、それに比べたら半分弱って所。
だけど、カワサキが発売予定の電動ニンジャはヨーロッパのA1ライセンスを対象としてるので11kw。
それに比べるとインドさんちの電動バイクの方が随分とパワーが有る。
motoEに提供されるドゥカティの電動レーシングマシンは110kwと、流石に規格外だったりするんだけどね。
凄いね。

 

なお、すでにこの電動バイクは発売されており、お値段はスタンダードモデルがRs.3.80 Lakh。
Rs.とはインドルピーの事。
Lakhはラークと読み、10万を意味する。
つまり、38万ルピー=日本円に換算したら概ね62万円程度。
ニンジャ300のインドでのお値段はおよそ34万ルピー程度なので、それより少々高い程度。
中々にお求めやすい価格と言えるんじゃ無いかと思う。
もういっそ、カワサキはこれを輸入して黄緑に塗っておけばイイんじゃないか、とか思ってみたり。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy