2位じゃダメなんですか？
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今期いきなり強く成ったビンダーのポールtoウインによりほぼ体勢の決まったMoto3クラス。
来期は、Aki-AjoからMoto2に参戦するみたい。
今のザルコが所属してるチームだ。
実績抜群の有力チームからの参戦と成る予定の来期。
折角上位陣が居なく成った鬼の居ぬ間のMoto2に、新たな強敵と成る、かも知れない。
中上貴晶に取っての手ごわいライバルに。
どうだろう。
現在、猛烈な追い上げでMoto2クラスのトップのザルコを猛追するのがこの人。
アレックス・リンス。
練習中に負った鎖骨の骨折からはまだ完全復帰はしてないものの、このサンマリノＧＰでも終始先頭争いしつつも惜しくも2位。
惜しかった。
Moto2ランキング争い、そのポイント差は3ポイント。
次のレースでザルコの前でフィニッシュしたら、順位によっては逆転も可能なポイント数だ。
まさにイケイケでノリノリだ。
もしかしたら、万年もうちょっと手が届かなった過去を払拭出来るかも知れない。
今期こそは。
デビューイヤーの2012年は、ルーキーながら大活躍のランキング5位。
翌年2013年、二戦目にして初優勝を遂げるも、惜しくもランキング2位。
ちなみにその年のMoto3王者はビニャーレス。
3年目の2013年は、アレックス・マルケスと、それに絡みつくジャック・ミラーのドロドロした戦いの陰に隠れ3位。
Moto2にステップアップした2015年は、このサンマリノで先頭争いしてたものの、エガーターに追突してのリタイヤ。
2度の優勝を含む10度の表彰台をゲットしたものの、最強のザルコに力及ばずランキング2位。
2位じゃダメなのかと言われても困るけど、やっぱ2位じゃ名前残らないからダメだよなぁ。
そんなまたしても一歩及ばずの2位。
そんな、たんすの奥に転がった電池のようにギリギリ手が届かないリザルトなんて今や昔。
なのかどうかは、次のレースに掛かっている。
アゲアゲのリンスが遂に頂点に立つか？
それともサゲサゲのザルコが王者の意地を魅せて蘇るのか。
来期参戦するMotoGPクラスのファクトリーシート争いでは勝利を掴んだリンス。
スズキファクトリーのリンス、そしてサテライトのテック3ザルコ。
実際、テック3とスズキではどっちが速いのかはいまいち評価が分かれる所だけども、ともかく念願のファクトリーのシートをゲットしたリンス。
このままMoto2のタイトルを取るのか。
一歩届かない男、そのレッテルが遂に剥がされる日がやって来るのか？
さぁ、どうだろう。
Moto2の戦いはこれからだ。