イタリアGP P2

タイムを見ると1番手から13番手まで0.4秒以内だと言う事が解る。
これが100m走ならば普通の光景なのかも知れないけれども、直線では時速350kmを超える乗り物に乗ってクネクネ曲がる5km以上ものコースを走ってこのタイム差なのだから、走ってる方からしたらたまったもんじゃ無い話なのかも知れない。
ほんの一瞬、タイヤが余計にズルっと滑るだけで10番手以下に落ちてしまいかねないのだから。

何かとクソミソに言われている今のホンダだけども、今回のプラクティス1のタイムに関しては、ウイザードリィを彷徨うミル以外はトップと0.4秒以内と、ほんのちょっぴりの差でしか無い。
でもこのほんのちょっぴりの差が、ホンダと他チームとの差、と言えるのかも知れないけれども。
ただ、このタイム差でクソミソ呼ばわりされたら困っちゃうよね。

 

未だ迷宮の出口は見えないミルが転倒する中、特に動きは無く淡々と時間は過ぎる。

残り13分。
リンスがプンスカ怒る中、ぼちぼちと動き始める。

バニャイア、マルティン、ビンダーが赤ランプを点灯させる中、マルク・マルケスがこのタイミングでまさかの転倒。
大急ぎで帰って、どうにかこうにか再スタートにこぎつけてラストタイムアタック。

王者バニャイアがトップ。
ファクトリー入りに燃えるベッツェッキが続き、リンスが3番手とホンダ勢トップ。
復活のバスティアニーニは、シートは渡さないゼときっちりと6番手に入る。
マルク・マルケスはビニャーレスに着いていく作戦が功を奏して8番手とQ2チケットをゲット。
11番手に落ちたビニャーレスにはスマンかった。

プラクティス1で何かを掴んだように思えたヤマハの2名だが、残念ながら気のせいだったのか仲良く沈没丸に終わる。
クアルタラロは最後のアタックがイエローフラッグ違反でのキャンセルと成ったのが不運だったか。
明日のQ1での復活に期待したい。

 

明日のQ1へ続く。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy