イギリスGP プラクティス

今回のイギリスGPよりフォーマットが変わった予選の組み分け。
今年は、金曜日のFP1とFP2の総合結果で土曜日の予選の組み分けが決められてたのだが、このイギリスGPからは金曜日の午後のプラクティスのタイムだけで予選の組み分けが決定される。
トップ10がQ2直接進出。
11番手以降は、Q1を走ってそのトップ2に入ればQ2へ、ってのは一緒。

そんなこんなでタイヤの空圧検査や新たにスタート練習セッションが追加されたりと、ちょこちょこと変わった夏休み明けのイギリスGP。
日本の皆様は8耐の方が気に成るかも知れないけれども、まぁそう言わずにお付き合い頂ければと。

KTM&アプリリア勢が好調を維持。
ドゥカティ軍団の牙城を崩し、一時はアプリリアとKTMがトップを独占。
アプリリアKTM連合軍VSドゥカティ軍団の構図。

一方ヤマハも今回はまずまずの位置に定位する。
明日の為に頑張らねば成らないモルビデリと、プラクティス序盤でハイサイドを起こしかけクアルタラロ家の家宝をまたもや強打したクアルタラロも、残り8分現在ではQ2圏内と健闘を魅せる。

一方ホンダは今回も苦戦中。
マルク・マルケスは何かを悟ったかのように終始ローテンション。
色即是空な感じ。

対照的にミルは、あらゆるコーナーでハチャメチャに成りながら果敢にアタックするも、タイムアップには繋がらず、この度はまことにスマンかったに終わる。
えらく派手な乗り方だけど、そんなに荒ぶってちゃ当然ながらタイムは刻めない。

 

ラストアタックでエスパルお兄ちゃんがトップタイム。
転倒から復活したルカが9番手に滑り込み、アレックス・マルケスまでがQ2行き。
ヤマハの2名はあとちょっと縮めれず。
バスティアニーニもどうにも今一歩が続く。

サマーブレイク明けの大幅アップデートが期待されたホンダは、絶望の沈没丸に終わる。
嗚呼....

 

新設されたプラクティススタートセッション。
プラクティスを終えて、一旦ピットへ戻り、それからコースインして一周まわってスターティンググリッドでスタート練習して、一周まわって帰る、ってルーティング。
スタンドチケットを買った人向けのサービスシーンみたいなものだね。

 

たった一日でホンダは奇跡の大躍進を遂げるのか?
それとも現実はそんな甘くないのか?
それは.....明日へ続く。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy